ふと思い出したので、今回は現役の緘黙児だった頃のあくびの仕方と笑い方のことを書いてみたいと思います。

あくび・・・といえば、皆さん、お馴染みの「あ~ぁ!」と口を大きく開けてしまうヤツですが、緘黙児だった私は、学校で口を大きく開けるってことはとても恥ずかしいことだったんです。

だったら、口を手で覆ってあくびをしてしまえばいいのですが、口に手を持っていった時点で、周りの人に自分がこれからあくびをするということがばれてしまう!って思ったんですね。(今となっては、ばれたっていいじゃん、と思うのですが(笑))

で、私が考えたのは、口を開けずにあくびをする方法。口元をぎゅっと閉じたまま、口の中ではちゃんと口が開いているという(?)、意味不明なあくびをしていました。

それを自然な感じにやれたらいいのですが、やっぱり口元が閉じていても口の中で顎が動いているんですから、顔の表情は動いちゃいますよね。それで、ある時、そういう私のあくびを目撃したクラスメイトの女の子に、「あれ?今、あくびしたでしょ?おもしろーい!!」なんて言われたことがありました。それからは、結局あくびしているのがばれるのね、と思って、口を覆いながらあくびをするスタイルを定着させたのでした。口を開けることにとても気を遣っていたんだなって自分でも思います。

それからもう一つは、笑い方。私は声は出せないけど、学校で笑うことは出来たんですよね。けれど、その笑い方も口を開けない方法でした。「がははは!!」と笑いたい場面でも、口をしっかり閉じたまま、ニッコリとするだけ。どんなに笑いたくても、口だけは開けませんでした。

中学生になってもそういう笑い方をしていたのですが、ある日、そういう私の笑い方を見た部活の先輩に、「るいちゃんの笑い方って、入れ歯してるみたいだよね(笑)」と言われたこともありました。言われてみれば、確かに・・・(笑)でも、笑い方だけは最後まで口を開けられなかったような気がします。だって、口を開ければ、声が出ちゃうんだから。

こんなことをしていたのは、私だけかなあ?と思いつつ書いてみました。いずれにしても、余計なことに神経を使っていたことは確かです(笑)



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