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2017/10
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Aちゃんのこと
子供達は夏休み真っ盛りですね。
私が子供の頃は、夏休みと言えばラジオ体操。
今回は、”ラジオ体操”で思い出したお話を書きたいと思います。
(緘黙とは関係ないかも知れないですが

・・・*・・・*・・・*・・・

小学生の頃、私には下校後に一緒に遊ぶ年下の近所の友達が数人いました。
その中には、私ととても気の合う従妹のAちゃん(女の子)がいました。
私より2つ年下だけど、家も近くて下校すると真っ先に会って遊んでいました。
Aちゃんの家が私の帰り道にあったこともあり、ランドセルを背負ったまま
Aちゃんの家へ行き、「ただいま~♪」なんて言って、Aちゃんのお母さんに
笑われたりしたこともありました。

同じ地区に住んでいるので子供会の行事でも一緒。
なにかあればいつも一緒にくっついて行動していました。
お互い、一緒にいて居心地が良かったのかもしれません。
私にとっては、学校で話が出来ない分、話の出来る相手でもあったし、
とても貴重な存在でした。

あれは、私が小学5年生ぐらいだったと思います。
夏休みのある日、いつものようにラジオ体操を終えて帰宅すると、Aちゃんの
近所に住んでいるKおばさんがちょうどうちの玄関から出てきて帰るところでした。
Kおばさんは私の顔を見ると、

「あら、お帰りなさい!るいちゃんはいつもエライからね~」

と意味深な言葉を残して去っていきました。
私は意味は分からなかったのだけれど、とりあえず笑顔でその場を通り過ぎたのでした。
(今思えば、当時の私は近所の遊び仲間の中ではリーダー的存在だったので、
結構、発言に権力があったりしたので、そのことを言っていたのだと思います。)

家に入ると、母親から話があると言われました。
話の内容は、 「私とAちゃんが一緒に遊びすぎる」 ということについてでした。
どうやら、私と一緒に遊んでいるせいで、Aちゃんが勉強をする時間が無くなり、
Aちゃんのお母さんが困っている、という内容なのでした。

どういうわけか、KおばさんはAちゃんのお母さんからそういう話を聞いて、
それを私の母親に伝えに来ていたのでした。母は私に、
「一緒に遊んでも良いけど、あまり遊びに行き過ぎないように」というやんわりとした感じで
注意をし、私はいつもの調子で「わかった。」と言い、その場を離れたのですが、
内心、心臓はバクバクでした。

私は、家族以外の人に注意されたり叱られたりという経験があまり無かったこともあり、
今回、第三者から注意されたことは、今までの自分の行動を全て否定されたような感覚と、
(私は悪い人間なんだ)という意識を生み出し、そして、もうAちゃんとは会ってはいけない
と、自分の心の中に強く刻み込んでしまったのでした。

母親は、会う回数を減らすようにと言っただけだったのですが、私は当時から
”all or nothing”な性格で、その中間の態度がとれなかったんですね。
その日を境に、私はAちゃんとは一切遊ばなくなってしまいました。
周りの大人に注意されないように・・・そう考えると、遊べなくなったという表現の方が
正しいのかもしれません。

近所の遊び仲間の中に、Aちゃんと同級生の女の子が一人いたのですが、彼女にも
「もうAちゃんとは遊ばない」ということを伝え、Aちゃんは悪くないのに、なぜかわざと
嫌いになったような素振りをして、2人でAちゃんを避けるようになっていました。

Aちゃんは、お母さんから事情を聞いたかどうかはわからなかったのですが、おそらく
なんの説明もされなかったんでしょうね。私の突然の態度の変化に最初は戸惑ったらしく、
小学校の私の靴箱に「ごめんなさい」という内容の手紙が入っていたこともありました。
自分が何か悪いことをしたのかもしれないと思ったのでしょうね。

さすがにその手紙を受け取った時は心苦しくて、「本当は嫌いじゃないんだよ」っていう
内容の手紙をAちゃんと同級生の遊び仲間の子に託したこともありました。
その手紙はちゃんとAちゃんに届いたのかどうかは確認していないのですが・・・・
結局、私はAちゃんとはそれ以降関わることなく過ごすことなったのでした。


Aちゃんとそういう気まずい関係になってから数年後。
母親から、野菜のお裾分けをAちゃんの家に届けるように言われ、私はAちゃんとは
会いたくない、会えないという気持ちからすごく嫌だったのですが、母親からどうしても
行くように言われ、意を決して野菜を届けに行ったのでした。

てっきり、Aちゃんのお母さんが玄関に出てくるかと思いきや、玄関に出てきたのは、
なんとAちゃんでした。焦った私は、野菜を無理やりAちゃんに手渡すと、
「これ!!」 と言い、「それじゃあ!!」 と急いで玄関のドアを閉め、
風のようにその場を走り去ったのでした。
Aちゃんを目の前にして、目を合わせないというか、顔すら上げられない状態でした。
Aちゃんに対する罪悪感というか、心残りというか・・・Aちゃんは悪くないのに・・・
そういった思いが強すぎて、今でもたまにAちゃんのことを思い出します。

大人になってから知ったことが1つあります。
それは、実はAちゃんのお母さんは親戚の中でも変わり者みたいな感じで、
あまり親戚内でも付き合いがないということを知りました。
なのであれ以来、親戚が集まるような場でも一度もAちゃんの姿を見る機会もなく、
現在に至っています。

結婚したのかどうか、どこに住んでいるのか、何をしてるのか・・・
私はただ彼女のことを時々思い出すぐらいしかできません。
大人になった今なら、きちんと顔を見て話せるような気もします。
あの時突然離れなければならなかった理由をいつかきちんと伝えることが
できる日が来ればいいのですが・・・


(2008年1月 微妙に追加・修正を加えました)

・・・*・・・*・・・*・・・



テーマ : 緘黙症
ジャンル : 心と身体

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(非公開コメント受付不可)

こんにちは♪
ブログ訪問、ありがとうございました。
ここ数日間、大きな出来事があってゴタゴタしていて、お礼が遅くなりました。ごめんなさいm(__)m

子どもの頃は微妙なさじ加減(?)ができないですよね。不器用で当たり前だと思います。多分、ホントの気持ちを書いた手紙はAちゃんにちゃんと渡ってると思います。

いつか再会できて話す機会があるといいですね♪

カラーセラピーは、簡単に言うと、色を使って自分の中で上手くいってない部分を上手くいくよう自分に働きかけるセラピーなんです。わかるかな?
色には色々なメッセージがあって、自分の好きな色は自分が必要な色なんです。色によって気づかされ、癒されるんですよ♪
誰も・・・
こんにちわ、ご訪問そしてコメントまでありがとうございます。生きていると、いろいろなことがありますよね。生きるということは、思うに任せないところがあります。自分の人生だから自分の意志でどうにでもなるとおしゃるかたもいらっしゃいますが、果たしてそうでしょうか。このお話も誰も悪くないということですよね。誰のせいでもない。中島みゆきさんの唄に♪誰のせいでもない雨が降っている、仕方のない雨が降っている・・・♪そういうことなのでしょうね。
では、失礼いたします。
レディバさん、こんにちは♪
わざわざお礼に来ていただいて恐縮です。

実は、子供の頃も今も、基本的に不器用な人間関係しか築けずにいる私ですi-229
いつまで経っても子供並みなんですよね・・・
年は重ねても、持って生まれた気質というか性格というか・・・
そういうものは簡単には変えられないことを身を持って感じています。

色にはいろいろなメッセージが込められているんですね。
自分の好きな色は、自分に必要な色・・・なんて考え方は、目からウロコですv-405
ちょっと興味が沸いて来ました~。教えていただいてありがとうございました♪
千里山猫月さん、こんにちは♪
こちらこそ、またコメントまで頂いて嬉しいです。

誰のせいでもない・・・そういう考え方が出来ると、なんだかホッとします。
最初から全て決まっていること。起こるべくして起きた出来事。
世の中の出来事は、もしかしたら全て必然的なことなのかなって思えてきます。
もしそうだとしたら、その1つひとつを自分自身がそれぞれ認めて、
受け入れていくべきなんでしょうね。
身を流れに任せることの出来る人が、世渡り上手と言われる人達なのかも知れませんね。

魂のこもったコメント、ありがとうございました^^
訪問ありがとうございます☆
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るい

Author:るい
場面緘黙・複数の恐怖症・吃音などの経験を持つ主婦。タイトル下の文にある「中間族」とは、自己診断で場面緘黙・恐怖症と知りつつも治療を受けるほどではなく、かといって世の中を上手く渡れない、そんな中間の立場で生活している自分を例えた言葉。知らない場所・空間の中にいるのが苦手。人や環境に慣れるまでに時間が掛かり、その間は会話がなかなか成立しない為、第一印象で「大人しい・根暗・変な人」と思われがち。基本的に面白いこと大好きな明るい性格。慣れればよく喋りますが、文字の方が自分を出せてる気がします。喋るより書く方が好き。

★息子(ゴン)の紹介・・・今春から高1の15歳。運動苦手・勉強苦手・生真面目・大人しいという性格上、未就学児の頃から小学卒業まで嫌がらせなどのトラブル多数。小5、小6の2年間、学級・学年崩壊を経験。嫌がらせ・いじめ・暴力による怪我やトラブルが日常的に。クラスが落ち着き始めた頃、元友達からのストーカー行為により、ストレス性胃炎での遅刻、欠席が頻繁に。区域外の中学で心機一転、すぐに友達も出来、順調に思えた中1の5月、左足不随をきっかけに不登校に(後に心身症と判明)。同7月、WISC-IVでLDと判明。発達性協調運動障害の傾向も。約1年間の通院・カウンセリングを経て徐々に登校日数が増え、中3は欠席ゼロで中学を卒業。推薦入試で第一志望の高校合格をゲット。現在は元気に通学中。

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