鬱(うつ)病とは 

2006, 01. 08 (Sun) 07:54

◆『鬱(うつ)』は、気分障害の一つ◆

気分障害とは、文字通り気分が沈んだり、「ハイ」になったりする病気で、以前は感情障害と呼ばれていたようです。泣いたり笑ったりする「感情」の病気というよりも、もっと長く続く身体全体の調子の病気という意味で、気分障害と呼ぶようになりました。病気がひどい時に、一時的に妄想や幻聴などの精神病症状がでることもありますが、いわゆる精神病には含まれないようです。

気分障害には、大きく分けて2つの病気があります。

1.うつ病
2.双極性障害(躁うつ病)


(その他に、気分変調症、気分循環症、抑うつ気分を伴う適応障害、器質性気分障害、内科疾患に伴う気分障害などがあります)

「うつ病」「躁うつ病」と二つ出てきましたが、ここでは「うつ病」について書くこととします。
◆”うつ”は、ココロの風邪のようなもの◆

うつ病は、ストレスにさらされれば誰でもなる可能性があり、いわば”心の風邪のようなもの” です。悲しいことがあったり、大きな失敗をした時などは、誰でも食欲がなくなったり眠れなくなったりしますが、うつ病はこれがひどくなり、そのまま治らなくなってしまった状態をいいます。どの位ひどければ病気と呼ぶのか一概には言えませんが、「1日中続き、どんなにいいことがあっても改善しないような嫌な気分(抑うつ気分)」または「それまで興味のもてたどんなことにも興味がなくなった状態(興味喪失)」のどちらかの状態があり、5つ以上の症状が2週間以上続いた時に、うつ病と診断することになっているようです。

◆ストレスが原因◆

うつ病の主たる原因はストレスによるものです。ストレスにさらされると、これに立ち向かうホルモン(副腎皮質ホルモン)が分泌されますが、普通は「フィードバック機構」が働いて次第にストレス反応が止まりますが、うつ病になるとこれが止まらなくなってしまいます。また、うつ病になると、脳内の神経伝達物質であるセロトニンなどが不足すると考えられています。強い持続的なストレスを受けると、ほとんどの人がうつ病になりうると考えられますが、ストレスに対する弱さには個人差もあり、ストレスに対する弱さは、生まれ育った環境などによって決まると考えられています。幼い頃に両親をなくすといった体験をすると、セロトニン神経の発達が悪くなり、うつになりやすいと言われています。

◆身体的に不調になる病気◆

うつ病は、気分障害という名前から、気持ちだけが落ち込む病気だと思われがちですが、実際は、もっとからだ全体の調子が悪くなってしまう病気です。いわゆる”うつ状態”と言われる症状を下記に書いておきます。


・比較的寝つきはいいが、2,3時間も眠ると夜中に目が覚めて七転八倒の苦しみをする。

・身体的には、ほとんど全ての臓器の機能が不調になる。

・頭はモヤモヤして回転が鈍くなり、喉が詰まり、しばしば口の渇きを覚える。

・胸に圧迫感を覚え、心臓の辺りが苦しくなる。

・胃腸の具合が悪くなり、便秘をしたり下痢をしたりを繰り返し、食欲がまったくなくなる。

・体重は1ヶ月のうちに10キロも20キロも減少することがある。

・性欲も減退し、いつも疲労しきった状態になる(女性では生理も不順になる)。

・身体や手足が火照ったり冷たくなったりして、いわゆる自律神経失調症の状態が続く。

・精神的には、憂うつ、不安感、焦燥感が強く、自分の前途にまったく希望を持てず、過去はすべて灰色の人生だったと思い、不幸な出来事ばっかり頭に浮かんでくる。

・周囲の者から叱られれば泣くし、慰められればまた泣くで、周囲の人達もお手上げになる。

・孤独感がだんだん強くなり、未来に希望が持てず、周囲の人達に申し訳ないという気持ちが強いために、しばしば自殺を企てる。



さらにうつ状態がひどくなると、こういった症状が極端になり、「恐ろしい罪を犯した」「決して治らない身体の病気にかかった」「家が破産した」など、ありもしないことを信じ込む症状(妄想)や、こうした内容の幻声まで聞こえてくることもあるようです。こうした場合、「精神病症状を伴ううつ病」と呼ばれるようです。

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以上、上記の鬱病に関する情報は、本やインターネットを中心に収集し自分なりにまとめました。私自身には専門的な知識は全くないため、間違った情報も含まれているかも知れません。あくまでも、参考程度に読んでいただけたらと思います。m(__)m





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