2006.07.26 恐怖の学級会
中学一年生の時のお話です。

ある日、クラスである議題について話し合いが行われました。それが何についての議題だったのかよく覚えていないのだけど、とにかく、クラスのみんながなぜかヒートアップして、すごく感情的になりながら話し合いが行われていたのは覚えています。

後半、どういう経緯だったのかは忘れたのですが、みんな一人一人、そのことについて自分の意見を発言をしなくてはいけないような雰囲気になったんですね。

みんな一通り意見を述べて、発言せずに残っているのは私だけという状況になりました。みんなの視線が自分に向けられたので、とりあえずその場で席から立ち上がったのですが、案の定、私は発言することが出来ませんでした。私に自分の意見があるとかないとかいう以前に、こんな風に発言することを強要させられたのは初めてだったということもあり、立ち上がったものの、頭の中は何にも考えられないぐらい真っ白になっていました。

教室の中に沈黙が続き、何がなんだかわからない状態にまで追いつめられた私は、話さなくちゃいけないというプレッシャーでいつの間にか泣き出していました。私の後ろの席にいた女子生徒が1人、泣きじゃくりながら私に言いました。

「るいさん、何か発言してよ!何で発言してくれないの??」

私の心の中では(なんで私が発言しなくちゃいけないの?)という気持ちがとても強かったように思います。小学生の時は、こんな風に発言を強要されなかったのに、なんで?って。 結局、私が発言しないまま授業終了のチャイムが鳴り、学級会はお開きとなったのでした。チャイムが鳴った瞬間、感情的になっていたみんなは急にいつもの様子に戻ったのでした。私も、プレッシャーから逃れることが出来、泣いている時にハンカチを貸してくれた子にその場でハンカチを返したりしたのを覚えています。今思えば、洗ってから返せば良かったのにね。そんな気すら回らなかったです。

あの時の議題は・・・もしかしたら、いつまでたってもクラスに馴染まない私のことだったような気もするのですが。うーん、思い出せません。記憶にあるのは、必要以上に感じた激しいプレッシャーだけですね。ちなみに、この学級会で ”意見を言うまで追いつめられる恐怖”を味わった私は、後日行われた別の議題の学級会では、そそくさと手を挙げて自分の意見を発言したのでした。どうせ言わなきゃいけないんだったら、追い詰められる前に言っちゃえ!という私なりの考えで。でもどうやらこの時の学級会では、全員が意見する必要はなかったみたいで、なんだか肩透かしみたいな感じになってしまいました。でも、滅多に手を上げて発言しない私が自ら手を上げて意見を述べたというのは担任の先生にとってインパクト大だったらしく、通知表に、「意見のある時はしっかりと発言が出来る子です」と書かれた記憶があります。まあ、結果オーライと言ったところでしょうか(笑)

いずれにしても、私にとっては恐怖の学級会だったのでした。




Secret