さて、いよいよ中学校時代のお話に突入です!!

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私が中学1年生の頃のお話。

同じクラスの中に、Yさんというクラスの中でもリーダー的存在の明るくて活発な女の子がいました。彼女はスポーツ万能で、成績も良く、誰からも好かれるようなタイプの子でした。

私の通っていた中学には、3つの地元の小学校からの進学がほとんどだったのですが、彼女と私は別の小学校出身だったので、当時は同じクラスメイトという以外は特に何の接点もない関係でした。

給食時のスタイルは特に決まっておらず、大抵、仲良し同士が机をくっつけて集まって食べていたのですが、ずっと緘黙だった私には給食を一緒に食べてくれる友達などいるはずもなく、当然のように私はずっと一人で黙々と食べていたのでした。


そんな生活が半年ほど続いたある日の給食の時間、そのリーダー的存在のYさんが突然私のところにやって来て、

「るいさんと友達になりたいな~。一緒に食べていい?」

と聞いてきたのです!突然、リーダー的存在の子に話しかけられ、すごく驚いた私でしたが、特に断る理由が見当たらなかったため、そのまま首を縦に振りOKサインを出したのでした。

その日から、私とYさんは机をくっつけて2人で一緒に給食を食べる日が始まりました。私は何も言わずに黙々と食べているので、時々Yさんが思いついたことを質問してくるのですが、私は首振りでの受け答えか、「別に・・・。」「特に・・・。」という返事しかできず、その場に居合わせるだけで精一杯だったのでした。(今思えば、会食恐怖症もあったんだと思います。) 本当は一緒に給食を食べてくれて、話しかけてくれて、すごく嬉しいはずなのに。。。

Yさんに質問されたことで覚えているのは、「好きな音楽とかあるの?」という質問。私は当時、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(懐かし過ぎ(笑))が大好きだったので、本当は素直にそう答えれば良かったものを、「別に・・・」と答えてしまったのでした。なぜか自分の中の”素”の部分を学校で出してはいけない、意外な一面を出してはいけないと思っていて、言いたいことも言えない状態だったのでした。この時、素直に「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」と答えていたら、もしかしたらYさんとは一歩進んだ関係を築けていたのかもしれません。

結局、どんな質問をしても素っ気ない返事しか帰ってこないことにYさんはしびれを切らしたらしく、約1週間で給食の相席はお開きとなったのでした。その後はYさんから再び声がかかることはなく、私はまた一人で黙々と給食を食べるスタイルへと戻ったのでした。

あの時、私に「友達になりたい」と言ってくれたYさんの言葉は、Yさんの心からの希望だったのかどうかは不明です。たぶん違うんだろうな。というのは、私が保育園の時に経験した、男の子が先生に頼まれて一瞬だけ私と遊んでくれたという出来事があったので、もしかしたら今回のこの1件も、Yさんが先生から依頼されて私に近づいてきたんじゃないかと思っています。けれど、もしYさんの本心からの気持ちだったとしたら・・・?

いずれにしても、私は自分に与えられたせっかくのチャンスを自らの手で台無しにしてしまったのでした。あの時、本当にYさんと友達になれていたら、その後の学校生活は一変して、楽しい学校生活を送っていたのかもしれないと未だに思う時もあります。でも、あの時はああいう態度をとるだけでも精一杯だったのも事実なのですが。。。。


でも、この件の約半年後。私は初めて心から”友達”と呼べる人と出会うことになります。その話は後日ということで。。。




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