話せないことが、悔しかった出来事 

2006, 07. 06 (Thu) 11:25

またまた小学校時代のお話です。

・・・*・・・*・・・*・・・

小学5,6年生になって、親しくしてくれる同じクラスの女の子が
数名出来たと以前の記事で書きましたが、その女の子達とのお話です。

ある日のこと。学校の休み時間に、ある女の子(Rちゃん)が、
「今度の日曜日に、みんなでうちで遊ばない?」とお友達を誘ったことがありました。
それは、誰に対して言ったというわけじゃなく、そこにいたみんなに向かって
発せられた言葉だったので、その誘いには果たして私のことも含まれているかどうかは、
正直、微妙だったわけですが・・・

・・・*・・・*・・・*・・・

日曜日になりました。

私は、行こうか行くまいかかなり迷ったのですが、もし私も誘ってくれていたとしたら、
私が行くまで待たせてしまうかもしれないし、申し訳ないなっという思いが拭いきれず、
集合場所が自分の家から近い小学校の校庭だったこともあり、取り合えず、
約束の時間に自転車で校庭に行ってみることにしました。

けど、約束の時間になっても誰も現れず

私は暇だったので、乗っていった自転車で校庭を走行して1人で遊んでいたのでした。
もう少しだけ遊んで、そのまま誰も来なかったら、家に帰るつもりでした。
そろそろ帰ろうかと思っていたら、グランドへRちゃんがやって来ました。
Rちゃんは、誘ってくれた女の子です。Rちゃんは、「まだ(他に)来てないの?」と言った後、
「うちに入って遊でようよ」と自宅に私を入れてくれたのでした。

今思えば、この時が同級生の子の自宅に入った初めての経験でしたね。
Rちゃんにはご両親と妹さんが1人いたのだけど、用事があって出掛けたらしく、
家にはRちゃんだけだったようです。

Rちゃんは押し入れに閉まっていたおもちゃ箱を出してきて、私に、
「勝手に触って遊んでいいよ」と言って、外へ出ていきました。
小学校の校庭に、他にお友達が来ていないか見に行ったようでした。

少し経って、外から声が聞こえてきました。

「るいさんが来てるよ。」

「来てるの?ホントに?」


という会話が聞こえてきました。
この会話を聞いて私は、「私は誘われてなかったんだな・・・」と気付いたのですが、
時既に遅し。私はRちゃんの家に上がり込んじゃってるし
少々肩身の狭い思いをしながら、後からやって来た女の子3人と合流したのでした。

何をやって遊んだかは余りよく覚えていないけど、おもちゃ箱の中にあった
ハゲ頭のヅラを私が被って見せて、みんなを笑わせたような記憶があります。
私はそういうイタズラが好きなので(笑)

後は、Rちゃんちにあったゲームとか、人形とか、外の庭にあったブランコだとか、
そういったものを好きなようにみんなそれぞれ遊んでたような気がします。
そういった中、何がどうなったのかはわからないけどトラブル発生
Hちゃんが急に怒って、Rちゃんちの玄関から出ていきました。

「どうしたの??」「帰らないでよ!!」と追いかける女の子達。
私も意味が分からないまま、取り合えずHちゃんが帰ってしまうのを阻止しようと
女の子達と一緒に外へ飛び出しました。

Hちゃんはみんなから逃げるように早足で歩いていきます。
みんなでそのHちゃんの後を追いかけます。
「Hちゃんの行く手を先回りしよう!」と誰かが言いだし、数人の女の子達が
Hちゃんが辿り着くであろう場所に別ルートから先回りしに走って行きました。
私は1人だけその場に残り、みんなが先回りしたことに気付いたHちゃんが
そのまま行った道を引き返して来るんじゃないかと思って、
そのままHちゃんが歩いていった道を歩いていきました。

私の予想は的中!!

Hちゃんは、泣きながら道を引き返してきて、私の方に向かって歩いてきたのでした。
私の所まで辿り着いたHちゃん。私に向かって泣きながら、

「なんで私だけ,x.mga;]jgpka@jgなの!?(意味不明)」

「なんでみんなして <?ゆ()れ#%#”う !?(意味不明)」

「ねえ、るいさん、教えてよ~!!」


と泣きついてきたのでした。
私は、Hちゃんにこんな風に泣きつかれるとは思ってもいなくて、
こういう状況も初めてだったし、私自身ビックリしたこともあってか
Hちゃんが言っていることもうまく聞き取れなくて、もしHちゃんの言っていることを
聞き取れたとしても、緘黙児だった私は何も言えるはずもなくて・・・・
ただ、泣いているHちゃんの側に立っていることしか出来なかったのでした。

そこへ、先回りしに行った女の子達が戻ってきました。
女の子達は、Hちゃんの話を聞いて、「そんなことないよ。」だとか、
「もう泣かないで。」だとか言っていました。

少し経って、泣きやみ、落ち着いたHちゃん。
またみんなでそれぞれ遊び始めたのですが、その時Hちゃんが、

「るいさんに聞いたのに、何も答えてくれなかったんだもん。」

と他の女の子に話しているのを聞いて、私はHちゃんに対して
何もしてやれなかった自分に、とても悔しい思いをしたのでした。

同級生のみんなの前では”話せない自分” ”話さない自分”を当然のように思っていた私。

けど、私に”話して欲しかった”Hちゃん。

私は、結果的にHちゃんの期待を裏切ってしまったという事実がショックで、
何も話せない自分を、何も話せなかった自分をとても嫌になったのでした。
言葉でなくちゃ、その時相手に伝わらない思いもあるんですよね。
私が場面緘黙症だったことをとても悔やんだ出来事でした。

後から聞いた話をまとめると・・・Hちゃんが怒った原因は、この日集まった女の子が
5人と奇数の人数だったこともあり、どうやらいつの間にかHちゃんだけ仲間はずれに
されているような気持ちになったことが原因のようです。
私さえ来なければ、Hちゃんは楽しい日曜日を過ごせていたのかも知れません。

この後、どうやって女の子達と遊んで別れたのか、全く覚えていません。
女の子達とプライベートで遊べたのは、これが最初で最後でした。

(2008年1月 微妙に修正を加えました)


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