電話がらみの話を思い出したので、書いてみますね。

小学5,6年生の頃の話です。
日曜日のこと。家で留守番をしていると、家の電話が鳴りました。
私は家の電話は取れるんですよね。それは、自分には友達がいないので、
自分宛の電話はあり得なかったから。なので、この日も何とも思わずに
電話の受話器を取ったのでした。

「もしもし~」

・・・といつものように言ってみると、電話の相手はなんと、同級生の女の子だったのです!
(以下、Hちゃんとしますね)


Hちゃん 「Hですけど、るいさんいますか?」


家で油断していたとはいえ、普通に同級生の子に話してしまった!という状況に
半分パニックを起こしていた私は、「私(が、るい)です。」とはとても言えず、
とっさに、(家族の誰かが電話に出たことにしよう)と思いつき、


 「ちょっとお待ち下さい。」


と言って受話器を置き、自分を呼びに行くふりをして、玄関をうろうろした後、
たった今自分が部屋から出てきて電話に出たかのように、「もしもし?」という自作自演をやってしまったのでした。

けど、演技力が今ひとつだったんでしょうね。
Hちゃんには、「さっきの電話も、るいさんだったでしょ?」と言われてしまい、絶句したのでした。
最初に素の状態で声を聞かれてるからね、誤魔化しようがないですよね(笑)

さて、Hちゃんは私に何の用かと思ったら、私の家は小学校からとても近い場所に
あったのですが、Hちゃんが小学校の校庭まで出てくるので、そこで少し遊ぼうという
お誘いでした。どんな風に私は電話で返事をしたのか覚えていないのだけど、
その日の午前中、一緒に小学校の校庭で遊んだのでした。

でも、1時間ぐらい経ったら、Hちゃんは「あ、時間だ。」と言い、「じゃあね~」と
去ってしまったような記憶が。。。要は、私はHちゃんの時間潰しのために小学校から
家が近いからという理由で駆り出されただけみたいです。
これは、当時の私でも理解できました。

でも、Hちゃんに対して文句があるわけじゃなくて、前回の記事「学校を楽しいと感じた時」
にも書いたように、Hちゃんは学校で私と親しくしてくれている同級生の女の子の中の1人
でもあり、こんな風に気軽に誘ってもらえたのは生まれて初めてだったので、例え暇つぶし
の相手にされただけだとわかっていても嬉しかったですね。

Hちゃんとのその後になりますが、Hちゃんとは中学まで一緒で、しかも同じ部活
(ソフトボール部)でした。だから、部活を通じてなんだかんだと接触はありましたね。
高校進学でHちゃんとは別々の高校へと別れたのですが、私もHちゃんもソフトボールは
続けていて、ある時、大会の地区予選で偶然同じ会場でHちゃんと出くわしたのでした。
その時は私の緘黙症状もだいぶ好転していて、Hちゃんは私を見つけて、
「るいさん、明るくなったね、良かったね~」と言ってくれたのでした。
嬉しかったなあ。私のことを覚えてくれていて。

彼女と会ったのはそれで最後かな。
いや、もしかしたら田舎の成人式に参加したとき、Hちゃんも参加していたのかも
しれないけれど、Hちゃんを見た記憶もないかな。。
なんだか久しぶりにHちゃんのことを思い出しました。
同級生との良い思い出はあまりないので、同級生と会いたいとはほとんど思わない
のですが、彼女とは、大人になった今でも会ってみたいような気もします。
でも、自分から声を掛ける勇気はないと思うけど。
きっと今ごろ、優しいお母さんになっているんじゃないかと思います。

(2008年1月 微妙に追記・修正を加えました)



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