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2017/10
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緘黙症とは
正常な言語能力を持っているのにも関わらず、全生活場面あるいは一部の生活場面で言葉を発しない、発することが出来ない症状が長期間続くことを『緘黙症』いいます。もっと詳しく区別すると、全く言葉を発することが出来ない症状を『全緘黙』、ある特定の場や状況などで話せない症状を『場面緘黙(選択性緘黙)』と言います。話す能力、話を聞く能力はあるのに、それが出来ないでいるのは、特定の精神障害や知的障害、言語障害などとは別のカテゴリーに入る問題と考えられています。
場面緘黙症は、大人で言えば人前で緊張してうまく話せなくなる赤面症のような状態です。話す能力は十分もっているのに、特定の場面(幼稚園や保育園、小学校のクラスなど)で話せなくなるのです。「自分」という意識は人一倍強くて、頑固さをもつ半面、傷つくことに対して敏感に反応し、貝のように口を閉ざしてしまいます。選択性緘黙の場合、幼稚園や学校という社会的場面や、父親など特定の人物にしゃべらないという特徴があります。また、こうした子どもは内弁慶の傾向をもっており、家に近づくと元気が出始めます。 選択性緘黙児の割合は報告者によって数値が異なりますが、児童の約0.2%ぐらいといわれています。

緘黙は幼稚園、小学校低学年で初発する子どもが圧倒的です。そのほとんどが「場面緘黙」で幼稚園など新しい集団に入ったことをきっかけに始まることが多いようです。中学まで持ち越すと、治療は困難になりがちだと言われています。また、学校の先生の協力が不可欠になります。緘黙児は、その存在に気付かれながらも他への影響力が少ないことから的確な教育的配慮を受けていない場合があります。

緘黙の原因はさまざまですが、一般に子ども側の特徴として、社会性が乏しい、恥ずかしがり屋、自意識の過剰、劣等感あるいは敵意の抑圧、傷つきやすい・敏感な自我、境界線前後の低知能で初期の対象関係の問題点からくる対人不安・集団経験の不足、心理的外傷経験などがあります。原因として考えられることは、過保護、干渉過多・溺愛・拒否など。

養育者側 の問題として、閉鎖的な対人関係、子どもの社会性を促進する事への消極性、子どもに対する抑圧された攻撃、夫婦間の緊張や不和、他人に対する共感性」が低い、「子供の感情や欲求の理解が不十分」などが挙げられ、そのため子どもが、情緒不安に陥る、あるいは「母親のとる不十分な対人関係の取り入れ」などが問題になる場合などがあげられますが、すべてが当てはまるものではありません。

学校は、主に言語的手段でやり取りをする場であり、教師によって指示されたことを一人一人の児童生徒が言語的に受け答えをすることを前提としています。そのため、口を利かないという緘黙児の態度は、学校教育において基本的な前提条件が満たされていないということになり、はなはだ困った行動として受け取られることになります。このような行動は1つの不適応な状態であるため、できるなら改善すべき状態なのですが、別な見方をすれば、それは緘黙児にとっては相対的に安定した1つの適応形式でもあり、そのことは十分認識しておく必要があります。

緘黙児は、口を利けないにも関わらず、学校に登校するのが基本的な特徴です。非社会的性格傾向を持ちながら、学校という集団の場に身を起き続けるという行為は、ある意味、矛盾しています。結果、集団の中で徹底して自分を隠そうとします。緘黙児は、自分からは決して積極的に行動はせず、かといって自分から拒否や回避もしないという傾向があります。なぜなら、積極的な拒否や逃避は逆の意味で目立ってしまうからです。

社会的場面での人の行動には、少なくとも3つの水準が断層的構造で存在しています。一番下である3段目には「動作・態度表出」、二段目には「感情・非言語表出」、最上段には「言語表出」という位置づけです。社会的場面において適応的行動が成り立つためには、これら3段の水準が適切に機能しなければなりません。

ところが、何らかの緊張により適応的行動が壊れていく場合、原則として、一番最初に最上段の「言語表現」が壊れていきます。さらに緊張が加わると、表情・目線・うなずき等の「感情・非言語表出」が崩れていきます。そして最後に、最も基礎となる「動作・態度表出」の水準が壊れ、動作のぎこちなさ、行動の抑止などが生じるといわれています。

「口を利かない(利けない)」という状態は、緘黙児が抱えている困難の一面に過ぎず、問題が深刻になるにつれて、発話、発声などの言語的表出の困難から、次第に感情・非言語的表出の困難へ、そして動作・運動の困難へと拡大していくのです。

緘黙は敵意や拒絶の象徴であり、あるいは自信のなさの表現でもあります。そしていったんしゃべらないという行動を身につけてしまうと、いつしゃべるのか、という周囲の好奇心を意識して、しゃべる機会を失ってしまいます。
周囲の「あの子は話さない子だ。」「あの子はああいう子だ。」といった一面的で固定的な見方が,場面緘黙の状態を固着させています。そういう環境では,克服するのが極めて困難です。話すことを強要せず、ゆったりとした心で接してあげてましょう。専門家のカウンセリングが必要になることもあります。

はじめは言葉を介さない関係を作ることが大切です。声をかけながらおはじきをやるとか、ゲームを やるとかして、心のコミュニケーションづくりをすることがよいでしょう。 対応において肝心なのは、話すのを強要しないことです。
保育園で息のような小さな声が漏れたり、アイコンタクトで自分の意思を伝えようとする気配が見られれば、それはよい兆しです。“思わず”吹き出して笑えるような楽しいゲームに誘ってみるのもよく使う方法です。場面緘黙児のなかには,しゃべらないが日記や作文を書くことが好きな子どももいます。日記や作文をとおして、心の交流をはかるのも良いでしょう。

それでもなかなか突破口が開けず、同じ状態が続くようなら、園や学校の先生とも相談し、児童相談センター、心理士のいる小児科病院、大学附属の心理教育相談室などの専門機関に行くことがお勧めです。しゃべらなくても可能なプレイセラピーや箱庭療法が有効です。

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以上、上記の緘黙に関する情報は、インターネットを中心に収集し自分なりにまとめました。私自身には専門的な知識は全くないため、間違った情報も含まれているかも知れません。あくまでも、参考程度に読んでいただけたらと思います。m(__)m





テーマ : 緘黙症
ジャンル : 心と身体

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るい

Author:るい
場面緘黙・複数の恐怖症・吃音などの経験を持つ主婦。タイトル下の文にある「中間族」とは、自己診断で場面緘黙・恐怖症と知りつつも治療を受けるほどではなく、かといって世の中を上手く渡れない、そんな中間の立場で生活している自分を例えた言葉。知らない場所・空間の中にいるのが苦手。人や環境に慣れるまでに時間が掛かり、その間は会話がなかなか成立しない為、第一印象で「大人しい・根暗・変な人」と思われがち。基本的に面白いこと大好きな明るい性格。慣れればよく喋りますが、文字の方が自分を出せてる気がします。喋るより書く方が好き。

★息子(ゴン)の紹介・・・今春から高1の15歳。運動苦手・勉強苦手・生真面目・大人しいという性格上、未就学児の頃から小学卒業まで嫌がらせなどのトラブル多数。小5、小6の2年間、学級・学年崩壊を経験。嫌がらせ・いじめ・暴力による怪我やトラブルが日常的に。クラスが落ち着き始めた頃、元友達からのストーカー行為により、ストレス性胃炎での遅刻、欠席が頻繁に。区域外の中学で心機一転、すぐに友達も出来、順調に思えた中1の5月、左足不随をきっかけに不登校に(後に心身症と判明)。同7月、WISC-IVでLDと判明。発達性協調運動障害の傾向も。約1年間の通院・カウンセリングを経て徐々に登校日数が増え、中3は欠席ゼロで中学を卒業。推薦入試で第一志望の高校合格をゲット。現在は元気に通学中。

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