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約1ヶ月半ぶりの記事更新になります。早いもので、もう師走ですね。日が経つのが早すぎて、びっくりしております。さて、今回は久しぶりに我が家の息子(不登校児)の近況をUPしていきたいと思います。

前回の記事に書いたように、中2へ進級した息子は、突然週2~4回のペースで登校し始め、朝の登校時間から下校時間(部活のある日は部活も)までずっと学校へいられるようになり、そのペースは、現在もキープしています。不登校児の回復傾向としては、良くなったり悪くなったりと波があると聞いていたのですが、今のところ良くなった状態のまま現状維持。今のペースが強靭な土台になったころ、次のステップへ進んでいくのかな?と見守っているところです。

前回の記事に書いていなかったこと。7月、いろいろと小さな出来事や変化がありました。
まず、息子のメガネを買い替えました。今までにもメガネは買い替えたことはあったんですが、小学生の頃に初めて掛けたメガネの延長で、いつも同じような細いフレームのメガネを選んでいた息子。今回はいつもと違うフレームに買い替えよう!と思いまして。きっと学校では、息子は大人しくてクソ真面目な不登校キャラで見られているんでしょうから(笑)、それを払拭してやろうという作戦。学生さんがよく掛けている黒縁で少し太めのフレームのやつに買い替えたくて、息子の顔に合うものをあちこち探し回りました。ちょっとした変化を嫌う傾向のある息子は最初、そういうフレームは嫌がっていたんですが、それでも「あれ?なんか似合ってるよね?」と息子に言わせるフレームをとうとう見つけ出し、私のべた褒め作戦もあって、無事に買い替えました。決して無理やりではなく、息子もかなり顔つきが大人びてきましたから、本当に似合ってたんですよ。

夏休み1週間前、その新しいメガネで登校した息子。友達の反応「えー!マジか!!」「似合ってるね~」先生の反応「最初、誰だかわからなかったわ~」と言われたらしい。イメチェン成功!学校でのイメージを変えてやったぜ!!(笑)息子も新しいメガネで気分が変わったらしく、「前のメガネ、今見たら本当にクソ真面目で神経質な人って感じのメガネだな~。」と。今ではこのメガネ、すごくお気に入りで大事にしています。
そしてなんと、夏休み直前には、塾の無料体験に参加してきました。「塾に行ってみようかな」と息子から言い出したんですよ。興味のあるうちに、雰囲気だけでも感じてこよう!と思い、早速行って来ました。90分、苦手な数学をみっちりと受けた息子。ヘトヘトになっていましたが、それなりに手応えはあったようです。いろいろ考えた結果、入塾には至っていませんが、もう少し学校でのパフォーマンスが上がった頃、入塾を検討しようと思っています。来年は受験生。時期的には、遅いぐらいなんですけどね。今は無理させないように。

そして夏休み中。学校側は、息子が少しずつ登校できていることを受けて学習面をフォローしようということになったらしく、夏休み期間中に数日、個別に息子の学習を見てくださるということになり、喜んでお願いしました(この話があったので、入塾は延期しました)。1回90分で前期8回、後期4回を予定していたのですが、授業ではないとはいえ、連続で学校へ行くのは辛いということで、前期4回しか実施できませんでした。後期4回に至っては、夏休みの課題に追われ、個別学習どころではなく、丸ごとキャンセルという・・・。お忙しい中、時間を割いて予定してくださった折角の機会、先生方には大変申し訳なかったのですが、学習障害プラス不登校児という事情、察していただけるとありがたいのですが・・・。と思っていたら、どうやら察してくださった先生方。この夏休み中の個別学習、夏休み明けには、週1の放課後学習として続けてくださることになり、現在に至ります。息子も休みがちだったり、別の用事で流れたりでまだ1回しか実施できていませんが、とてもありがたい話です。

思い起こせば昨年度。息子が書字障害の傾向があることがわかった頃、担任の先生との話の中で、息子に対して何らかのフォローをしていただければという話をした時に、「学校側はフォローしたい気持ちはあります。が、学校へ来てくれない事には何のフォローもしようがありませんので。」と言われたことを思い出しました。あの時の先生の発言は本当だったんですね。でももし、ここまで息子が回復できなかったとしたら、そのままずっと一切フォローなしだったということ?いずれにしても、使えるものなら学校であろうが先生であろうがコキ使ってやる!とずうずうしい気持ちでお世話になっている私。歳を重ね、元緘黙児とは思えぬ思考回路と態度のおばさんになってきました(笑)

夏休み中は、学校の課題が盛りだくさんで、主に勉強に時間を割いて過ごしました。そして、夏休み最終日まできっちり使い、全部の課題をしっかり終えました。実は、夏休みの課題の中には、私もビビるような手強いやつもあったんですよ。自分でアポ取って高校見学へ行き、それを新聞形式でまとめるという課題。高校選びから始まり、すごい汗だくで事前のアポの電話をなんとかこなした息子、見学会当日は、本当は1人で行かせようかと思ったのですが、方向音痴な息子、高校へ到着する前に余計な神経を使っていたのでは体が持たないと思い、高校の前までは付き添ってやりました。

緊張しながら高校の門をくぐって行った息子。約1時間後、校舎から出てきた息子は、「見学に1人で参加した自分はすごい!!」と自画自賛。話を聞いたところ、周りは中3の子と保護者の2人で参加していて、1人で参加したのは息子だけだったらしい。しかも、事前に電話でアポを取っていたにもかかわらず、担当者不在で代わりに受け付けてくれた方が適当に処理したようで、見学者リストから息子の名前だけが漏れていて、たくさんの参加者のいるその場で名前とか学校名を言わされたとのこと。そして学校の課題として、自分の考えた質問をしてくるというのがあったんですが、質問を受け付ける時間が無いまま見学会終了となったらしく、「このままではヤバイ!」 と思った息子、見学会が終了してすぐ、会場から出て行こうとしていた高校の先生を呼びとめて質問し、しっかりと回答をもらったとのこと。ちなみに、「ちゃんと最後にお礼を言った?」と聞いたところ、「当たり前だろ!」と。その話を聞いて、「息子よ、成長したな~、よくやった!!」と褒めずにはいられませんでした。知らない場所で頼れる人がいない中、緊張MAXの状態で、突如降りかかってきたトラブルを自分1人で解決した!という経験は、必ず今後に活かされることでしょう。私がその場にいたら、きっと息子は私に頼っていたことでしょうから、つくづく、見学会に私が参加しなくて良かった、あえて1人で参加させて正解だったと感じました。

余談ですが・・・この高校見学の帰り道、息子から不思議な話を聞かされました。私の顔を見るなり息子が言った一言、「初めて来た学校のはずなのに、なぜか見覚えがあった」と。詳しく話を聞いたところ、校舎内に入ってすぐ、下駄箱のところにあったゴミ箱の位置とか受付の場所も知っていた、とか、受付から見学会の会場までの場所が説明されなくてもわかった、とか、廊下に飾ってあった絵に見覚えがあったとか、もろもろ。こういうの、なんていうんですか?デジャブ体験??普段、変な影が見えたとか、その場の空気(雰囲気)が変わったりすると敏感に察知したりするような子なので、こんなことがあっても全く不思議ではないんですが、この日は息子にとって、学校見学とデジャブ体験が一度に経験できた貴重な日となったようです。

せっかくの夏休み、残念ながら都内から出て家族で出掛けることはありませんでした。いえ本当は、数年ぶりに私の実家(岩手)へ帰省する予定になっていたのですが、実家から「忙しくて対応できそうにないから来ないで」と言われたのが帰省予定の3日前。だったら、別のところへ遠出してみようか!と別の計画を立て、朝早く準備して家を出発、近所のガススタへ寄ってから少し道を走ったところで、さっきから変な音がするよね?と気付き。急遽、コンビニの駐車場へ停めて確認したところ、タイヤにネジが刺さっていてパンク。ちなみに、その1週間前には購入して3年しか経っていない冷蔵庫が突然壊れて修理費3万円の出費。立て続けにこんなことってあります?急な出費、ドタキャン、パンク。いずれにしてもこれは「遠出をするな」という神からのお告げに違いないということになり、家族での遠出は中止、都内をうろうろしただけで終わりました。その代わり息子は、友達同士で花火大会を見に行ったり、カラオケ行ったり、イベントへ出掛けたり、うちに友達を連れ込んで遊んだりと、友達と楽しんでいました。つくづく息子と一緒に遊んでくれる友達がいてくれて助かりました。

あとは、息子は初めて部活の大会に参加しました。文科系の部活なんですが、一般の方も参加する地域の大会があって、それに部活の一環として参加。結果及ばずでしたが、参加できたことがまず良かったなと。息子的には、大会の参加費が学校持ちになったことと、支給されたお昼のお弁当がお寿司だったことがすごく嬉しかったらしく、お寿司の弁当を無料で食べられた上に美味しかったと何度も言ってました。部活よりお弁当がメインですね(笑)まあ、そんな感じで夏休みは過ぎていきました。それなりに充実していたのではと思います。

夏休みという長期の休み明けの2学期、実は「登校ペースが落ちるのでは?」とスクールカウンセラーと私は心配していたのですが、始業式にもちゃんと出席でき、なんとか2学期のスタートを切れました。そしてその後、1学期と同じようなペースで登校できています。秋になってイベントが多かったのもありますが、土日祝日には、友達と会って遊んだり、予定を組んで遠出をしたりという機会にも恵まれました。9月は5回、10月、11月は各3回。ほぼ毎週末、誰か友達が訪ねてきてるような状態。我が家のインターホンの訪問履歴と電話の着信履歴は、もはや息子の友達だらけに(笑)息子が友達と出掛けている間に、私も主人と2人でお出掛けしたりして、家族で良い気分転換になったように思います。

2学期の学校の一番大きい行事としては、文化祭がありました。今年は文化祭にも参加することが出来、親としては感激でした。昨年は、「今頃、文化祭やってるんだろうね」と思いながら家で息子と過ごしましたから。今年は息子も、合唱の練習に放課後までしっかり参加していましたし、せっかく練習したのに本番を欠席するなんて努力が無駄になると思ったのでしょう、頑張って当日も登校してくれました。おかげで、文化祭が見れました!スクールカウンセラー(以下、SC)には、「もし息子さんが欠席でも、お母さんだけでも見にいらして下さい」なんて言われましたが、不登校児の親にとって、息子と同じ中学生が充実した学校生活を送っている姿を、息子の存在していないその空間を肌身で感じろということは、拷問を受けろと言われているのと同じこと、そしてこの上なく辛くて悲しいことだということがわからないんだろうなと感じたのと、その一言でSCの力量をも垣間見た気がしました。「文化祭を見たいんだったら、是非どうぞ~♪」っていう軽い気持ちでの発言だったのでしょうが、「自分の子どもが参加している文化祭」が見たいんであって、それはどの親でも同じ気持ちなんだと思うんですよね。不登校児の親なら、なお更のこと。誰よりも、他の子と同じように充実した学校生活を送っている子どもの姿が見たいに決まってるじゃないですか。 私よりかなり年上のベテラン・SCなんですけどね。もしかして、ベテラン風SCなのか?とにかく、偉い人にはそれがわからんのです!(ガンダムの名台詞より失敬)

そうそう、2学期の中間テスト、期末テストも、しっかり受けることが出来ました。1学期の時は、教室に入ることに抵抗があったため、中1の時のように遅刻で登校し、別室で受けさせてもらったのですが、なんと2学期の定期テストでは、不登校になってから初めてみんなと一緒に教室でテストを受けることが出来ました!!中間も期末もです!教室でみんなと同じスケジュールでテストを受けることができた。それは、息子の心身の成長を感じさせてくれました。正直、テストを別室で受けた場合、先生の都合もあって数教科分のテストを短い時間で一気にやらされ、息子の集中力と体力が続かず、早く家に帰りたいので見直しなんてせずに終了。ただでさえ結果が散々なのに、さらにイタイ結果となっていたので、今回、みんなと同じスケジュールでテストを受けられたのは、1つ1つの教科と向き合う時間が確保出来たので助かりました。そのおかげか?中間テストに関しては、今までずっと右肩下がりだったのが、現状維持の結果でした。期末テストについては、11月末ごろに実施されたのですが、まだ全部の結果が戻ってきてないのでわかりません。

というのも実は、期末テストが終わって2、3日後、息子が熱を出しまして、それ以来、学校を休んでおりました。なんと、数年ぶりにインフルエンザに感染。ちなみにB型です。熱自体は、2日ほどで下がったのですが、そもそもインフルエンザに罹る前から鼻炎と風邪で鼻水が酷かったこともあり、熱が下がってからも鼻水・鼻詰まり、喉の痛み、痰、咳の症状が取れず。中でも喉の痛みが強すぎて話せない状態が続き、薬を飲みきるタイミングで再度、病院へ連れて行ったところ、インフルエンザ気管支炎の疑い。インフルエンザということで出席停止扱いなのですが、ちょうどこの期間、息子が楽しみにしていた「職場体験」の日程と重なってしまい、不参加という残念な結果に。せっかく良い経験になると思ったんですが、病欠なのでしょうがないですね。今回の期末テストでは、少しでも遅れている勉強に追いつき、成績UPに繋げて少しでも自信を付けさせたいと思い、中間テストが終わってすぐから少しずつ試験勉強に取り組んでいたので、試験疲れもあったのかもしれません。テスト2週間前には、追い込みもあり今までで一番多い勉強量をこなしましたから。ストレスで免疫力が下がった状態でのインフルエンザ感染は、最悪なタイミングでした。ちなみに、たぶん私にも感染したらしく、微熱と喉がすごく痛い日が2日ほど続きましたが、栄養ドリンクを飲んで見事撃退。意外と私、丈夫なんです(笑)

インフルエンザによる喉の痛みのせいで息子が話せなくなり、首振りや手振りなどで会話する日が続き、ふと「緘黙症の子と接してるみたいだな」と思ったりしました。顔の表情や首振り、手振りなどでもそれなりに意思の疎通はとれるんですよね。だから話せなくてもなんとなく生活はできちゃう。けれど、何かのタイミングで会話できないとやっぱり不便な時があって、話せないことの不便さを感じる。久しぶりにそんな感覚を味わいました。不登校児も緘黙児もそうですが・・・大半の子が出来てるのに自分だけができないという劣等感たるや、半端ないですね。そして、悪いことしてないのに、なぜか罪悪感が伴う感覚。何かの本でチラッと読みましたが、緘黙症も不登校も、精神のバランスを保つための行動なんだとか。緘黙児は、「話さないこと」で自分の心身のバランスを保ち、不登校児は、「学校へ行かないこと」で心身のバランスを保っているらしい。その「心身のバランスを崩させるもの」は何なのか?がはっきりしていれば改善策も見出しやすいんでしょうけれど、自覚症状の無い「何か」が原因ならば、表立って見えてこないだけに、それは手ごわいわけですね。うちの息子の場合、まさに手ごわい敵と戦っているわけですが。

ふと気付かされたのは、私がもし緘黙児でなかったら、不登校児になっていた可能性があったということ。私はたまたま緘黙児になり、息子はたまたま不登校児になっただけ。何かから逃げなければ精神が崩壊しそうになり、無意識のうちに、私は学校で話すことを止め、息子は学校へ行くことを止めた。その原因は、いろんな経験を積んだり対処法を見つけることで解決できるかもしれないし、そうでないかもしれない。「大人になれば自然と治る」と言われるのも、そんな理由からなんでしょうね。緘黙と不登校。私と息子。見た目は全く似てないけれど、中身はそっくりなんでしょう、きっと。

いろんなことを考えさせてくれた今回の息子のインフルエンザは、まさに今日、やっと病院で治癒証明書をいただき、終止符をうちました。息子は、病院へ寄ってから遅刻で登校。今日、久しぶりに息子の声を聞きました。少しずつですが、息子は見えない敵と戦い、今日も登校できました。明日はわかりませんが(笑)せっかく良いペースで登校できていたのに、病気でペースが乱れてしまったので、残り2週間弱の2学期、順調にラストスパートを迎えてくれることを祈っているところです。

この記事、数日かけてやっと書き上げました。毎度のことながら、我ながら書き過ぎですね(笑)息子がいつの日か、不登校だった頃を笑って話せる日が訪れますように。最後まで読んでくださり、そして長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。


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