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2017/11
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「体重の減らない不調は、体の不調じゃない」
前回の記事「昨日の友は、今日の敵・・・」の続きになります。

息子がIくんとケンカしたことがきっかけで、息子から改めてIくんとの関係を聞き出し、Iくんが異常なまでのストーカーになっていたことを知った私。びっくりしましたが、息子は以前の息子と違って、やられっ放しのままではなくて随所でやり返したり、言い返せてるし、さすがにずっと「来るな」などと言われ続けてたらIくんも息子のことを諦めるのでは?もう少し様子を見てもいいかなと私は思っていました。

前回の記事で書き忘れていましたが、Iくんと息子がケンカした際、学校で先生は息子からケンカの経緯など、Iくんとのことをいろいろ聞いたようで、息子は思いつくまま、すべて話したそうです。嘘を付かれた話、意地悪された話などなど。先生がその話をIくんの母親に伝えたところ、そういう事実を全く把握してなかったようで、びっくりしていたようです。

そんな中で迎えた、ゴールデン・ウィーク。前回の記事「息子が倒れてます。。。」で書いたように、息子は体調を崩してしまいました。4月に入ってひどい風邪を引いていたので、それがまだ完治してなくて尾を引いていたのかも?新学期で疲れ気味だったから?外食でちょっと食べ過ぎたから?などと思っていました。

激しい胃痛に吐き気。歩くことも出来ないほどの症状。でもそれは、朝の数時間がピークで、お昼過ぎごろにはほぼ回復していることが多く、食欲もあり、体が大きく揺られるような動きさえしなければ、至って普通の様子だったので、G・W中にしっかりと休めば、治るだろうと思っていました。

その間、病院で処方された薬を欠かさず飲ませていたのですが、「薬を飲む前はなんとも無かったのに、薬を飲んだ後に気持ちが悪くなる気がする」と息子が言い出し、確かにここ数日はそんな感じに見えたので、病院からは「飲みきってください」と言われていた薬でしたが、薬の服用を止めさせました。すると、その日から息子が吐き気を訴えなくなりました。薬が合わなかったのか??

おかげで、連休の最終日には「体調が良いから少し出掛けたい」と息子が言うようになり、体を少し動かしたほうがいいのかなと思い、息子と2人で近所のお店まで自転車で出掛けてみたのですが、この日は体調を崩すことなく、だいぶ回復したのかなという印象でした。

ところが、連休明け7日の朝、登校時間前になってまた軽い吐き気と、お腹がモヤモヤすると訴えて来ました。これは薬だけのせいじゃなかったのかも?もしかして病院が悪いのか?もしかして、思春期に発症することが多い起立性調節障害?いろいろ考えましたが、今通院している病院の診療科目が「内科」「小児科」なのですが、主人が「消化器内科」「胃腸科」「小児科」を掲げている病院へ行ったほうがいいのでは?と言うので、ネットで検索して探し出した近所の良さそうな病院へ行ってみることにしました。

新学期が始まってからというもの、ひどい風邪を引いて、治ったかと思ったら1週間後には今回の胃痛・吐き気で、3週間ほど薬を飲み続けていたので、薬の飲みすぎで胃が荒れたんじゃないか?という気がしていたので、ここ1ヶ月間で処方された薬の明細と、体調不良を訴えた時の様子のメモ書きなどを用意して準備万端で新しい病院へ行きました。

診察を受けた結果ですが。いろいろ質問されて答えたのですが、その中で「ストレスとか受けて体調を崩したこととか無いですよね?」と言われ、「去年1年間、学校でいろいろあって頭痛や腹痛をよく起こしてました」と言うと、医者の表情が一変。「今は?学校で困ってることは無いの?」と。「今は特に思い当たることは無いようです」と私。現に息子は、「その場でやり返したり言い返したりできてるから、前みたいにストレスは溜まってないと思う」と言っていたので、そう答えたのですが。

お医者さん曰く、「うちとしては、薬は出せないな~。薬を飲むのを止めたら体調が良くなったということは、薬を飲む必要は無いということ。うちが下手に薬を出してまた体調が悪くなったなんて言われたら、たまったもんじゃない。薬は飲まないほうが良いと思う」と。

私が「薬を飲みすぎて胃が荒れたんじゃないかと思って」と言うと、「こんな状態で内科に来られたら、こういう薬は出すよ、内科としてはね」と。でも、「もしうちだったら、子どもにこういう薬は出さないなあ、確かにちょっと薬が多いようですけど、胃カメラとか検査するとなると大変だから、とりあえず薬でなんとかしようという考えで処方したんじゃないかな」と言われました。

そしてさらに、「これぐらいの子で薬を飲まずに元気にやってる子はいっぱいいるよ。こんな子どもの頃から薬飲まなきゃやっていけないなんて、ありえない。薬でなんとかしようと思わないで、なるべく薬を飲まずにすむ方向でやっていったらいいんじゃないかな」と。

「触診した感じだと体の異常は特に見られないし、食欲もあるんだよね?基本的に、体重の減らない不調は、体の不調じゃ無いんだよね。たぶん精神的な部分での不調じゃないかな。薬は飲まずに2、3日様子を見て、また体調を崩すようなら心療内科へ行って、なるべく薬を飲まずにやっていけるように相談しながら調整していったほうが良いと思うよ。こんな子どもの頃から薬漬けになると可哀想だし。それに、もう10歳過ぎたんでしょ?10歳過ぎたんだったら、自分で体調を調整して、自分の体調がよくなる方法を自分なりに探し出してやっていくべきだよ。お母さんも心配してこうやってうちに来たんでしょうけれど、親が連れ回しても、本人(息子)はなんで病院に連れてこられたかよくわかってないんじゃないかな。」と。

もう、この医者は、はっきり言ってくれましたね。息子の不調の原因は、心の不調だと。「体重の減らない不調は、体の不調じゃ無い」という言葉を聞いた瞬間、私の中でモヤモヤしていたことがスパーン!!と見事に腑に落ちたのでした。

病院からの帰り道、息子が公園でちょっと休みたいというので、少し休むことにしました。息子に「あの医者に、はっきり言われちゃったねえ。体は悪くないってよ。心の問題だってよ。やっぱり、Iくんがネックだったんだね」と言うと、息子は、「あいつ、マジむかつくんだよ!!」と堰を切ったかのように、次々と話し出しました。

病院の帰り、そのまま遅刻して学校へ出席する予定になっていたので、そろそろ時間が無いからと公園を後にして歩き出したのですが、息子のIくんに対する不満は、学校に到着するまでずっと続いたのでした。

正直、私も息子も認めたくなかった、というのはあったと思います。あんなヤツのために心が病んでしまっているなんて。でも、はっきりと医者に言われたことで、私も息子も妙に納得したのでした。薬を飲んでも治らないはずだ。。。

やられたらやり返すことができるようになり、いじめられることが無くなった息子。それなのに、今度はストーカー被害で悩むことになるなんて。息子が言うには、今ままでイジメや嫌がらせなどいろいろあったけれど、今回が一番最悪らしい。それまでは、教室から出てしまえば一時的とはいえイジメや嫌がらせから逃れられたのに、Iくんの場合、どこに逃げても執拗に追いかけてくるので、学校という狭い空間で全く逃げ場が無い。つまり校内へいる間は、全く気持ちを休めることができない。ずっとそういう状態だったと。

遅刻するのが嫌で、小学校の入学時からいつも早めに登校していた息子。そういえば、Iくんの不登校が解消したあたりから、だんだん登校時間が遅くなり、今では以前だったら家を出ていた時間にまだ着替えてなかったりと、朝の準備がずいぶん遅くなっていたのが気になっていたのですが、学校へ行きたくない気持ちがそうさせていたんだなと今ならはっきりと理解できます。

学校へ息子を送り届けた際、担任の先生には、医者から言われたことをそのまま隠さずにお話しました。以前からもしかしたらと思っていましたが、体調不良はやっぱりIくんのことが原因のようだ、と。先生は、Iくんのお母さんにも何度かお話はしましたが、ゴン君が精神的な面から体調を崩しているというところまでは把握していないと思いますので、その点は伝えたいと思います。Iくんは、ゴン君を追い詰めようと思ってるわけではなくて、無意識のうちに追い詰めてしまっていると思うので・・・ゴン君もIくんもお互い気持ちがあってのことなので、すぐに解決と言うわけにはいかないかもしれませんが、スクールカウンセラーなどといろいろ相談していきながら対処していきたいという話をされていました。

そして夜、改めて先生から電話が。たまたま私が入浴中に電話があったので主人が対応したのですが、息子の体調不良がIくんの行動に原因があるらしいということを含め、Iくんのお母さんにいろいろ話をしたらしいです。後日、息子とIくんから直接話を聞きたいということでした。

翌日8日は、なんとか遅刻ぎりぎりの時間で登校できました。心配していた給食も、完食できたらしい。体調不良で3週間欠席していたスイミングも、久しぶりに行けました。

9日。登校時間間際、咳き込んだら気持ち悪くなったと吐き気を訴え、バケツを抱えてしまったので、遅刻で登校。下校後、「体調が良い!!」と元気に帰ってきて、3週間振りに友達と遊ぶことが出来ました。この日、学校で「Iくんがゴンの悪口を言っていたぞ」と教えてくれた子がいたとのこと。息子は、「あ、そう」と聞き流したらしい。ちょうど中休みが始まるちょっと前に登校できたのですが、中休みの時間を全部使って、先生が息子と話をしてくれたらしいです。ケンカした際にも先生に話したようですが、それプラス、後から思い出した話もあり、全部話したとのこと。(息子に嘘をついてお金を巻き上げようとした話をしたらしく、私もこの時初めて聞いてびっくりしました。)

10日。朝、また吐き気を訴えたので遅刻で登校。登校した時間がちょうど中休みの時間帯で先生と教室でお話することができました。「先生とお話できてかなりスッキリはしたようなのですが、Iくんが息子の悪口を言っていたことを教えてくれた子がいて、少し嫌な気持ちがぶり返しているようです」と先生には伝えました。先生としては、またIくんのお母さんと今後のことについて話をする予定になっているとのこと。

先生がIくんのお母さんに息子の体調不良の件と、Iくんにされていたことを伝えてくれたおかげで、Iくんはお母さんにかなり怒られたらしく、そしておそらく息子と接触しないように言ったんでしょう、ここ2,3日はIくんと接触がないので、だいぶ気は楽なようです。

ただ、息子と直接接触はないとはいえ、息子の周辺でうろうろしていることは確かで、息子がダメなら、ということなんでしょう、息子がいないうちに今度は息子の友達Kくんにべったりとまとわりついているようです。結局、息子絡みの部分でしか行動できないIくん・・・。

息子が言うには、Kくんもかなり前からIくんのことを嫌っているらしく、先日も「Iの回避方法を教えてくれ!」と聞いてきたり、「Iとは絶交するんだ」と言っていたらしい。けれどもKくんは息子と違って体はかなり細いし(Iくんは肥満児で体は大きく、息子やKくんよりも5~10センチほど背も高いです)、息子と同じ受身タイプなので、なかなか言い返したりやり返したりすることが難しいようです。とはいえ、「こっちへ来るな!バカ!」などと言うこともあるようで、なんとかIくんと離れようとKくんなりに努力はしているようです。

息子曰く、「Kは優しいから、Iに強引に言われると断りきれなくて、仕方なく付き合ってやってんだよ。」と。様々なイジメや嫌がらせを経験し、時間はかかったけれど殻を破り「やり返せる子」になり、少しずつ自分を守れるようになった息子。その息子からみてもKくんがIくんに巻き込まれている姿を見るのはとてももどかしようですが、「KにはKの人生があるからね。」と。自分みたいに、Kくんにも殻を破って欲しいと願っているのかもしれません。

しかし、最も手強い敵がこんな身近なところにいたなんて。。。友達が敵になるってこと、あるんですね。確かに、Iくんのように「自分の居場所」を作るために積極的に努力すること自体は悪いことだとは思いません。ただ、友達って一方的な思いだけでなれるもんじゃないんですよね。相手の気持ちを無視した行動を続けた結果、こういう事態になっているということを、Iくんは知る必要があると思います。友達は「物」ではないのですから。

みんなが黙ってIくんから離れて行く中、誰もIくんに教えてくれなかったことを、息子は体を張って今教えているんだと思います。「君のこういうところが悪いんだよ。」と。けれども息子の悪口をIくんが言っているということは、Iくんとしては「ゴンのせいでお母さんに怒られた」程度の認識なんだと思われます。

いじめられていて可哀想だからとIくんの振る舞いに目をつぶって付き合ってきた息子も、もう限界ということです。今回、悪口を言われるほど嫌われることが出来たので、このまま関係が遠ざかってくれるのを息子も私も望んでいます。Iくんもすぐには性格を変えられないと思うので、これ以上巻き込まれるのは正直、ご免です。

今日の息子は、4月26日ぶり、実に17日ぶりに、普通の時間に登校できました。でも、明日はまたどうなるかわかりません。先生が相手の親と改めて話をした結果とかまだ聞いてませんし、Iくんが息子の周辺の友達にまとわり付いている以上、どうしても関わってしまうことになると思うので。

とりあえず息子には、「学校を休んだり、遅刻して登校したりが続くと、その間にIくんに自分の友達を取られる恐れがある」ということ。「Iくんに突っ込まれる隙を与えないように、係の仕事はちゃんとこなす」ということ(クラスで同じ係です)。

そして、Iくんと息子には、一つだけ大きく違うところが。それは、Iくんには話しかけてくる子がほとんどいないのに対し、息子は友達以外の子から話しかけられることが結構多いということ。なので、「話しかけられるということは、みんなからゴンが嫌われていない証拠。だから、自信を持って自分からも話しかけてみて、気持ちを許せる子を増やしなさい。それが自分の味方を増やすことになるんだから。」ということを伝えました。

息子のことを理解してくれる人が増えれば、それだけ強みになると信じています。Iくんのような子は、おそらく例外だったんだと思いたい。息子も、「やられたらやり返せる子」にはなりましたが、「自分の意見を言える子」にはなれていないようです。自分の考えを言えないと、どうしても回りに流されるしかないと思うので・・・自分の意思でもっていろんなことに対して判断して行動できるように成長してくれたらいいなと思います。

長文にお付き合い下さり、ありがとうございました。
今後もIくんへの警戒をしつつ、後日動きがあれば、記事にさせていただきたいと思います。


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テーマ : 繊細な子の育児
ジャンル : 育児

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No title
ごんちゃん、るいさん、大変だろうけど頑張って!!いいじゃないですか!!
世の中無駄な事や苦労は、何一つ無いんだよ。
・・・しかしI君!?、昔もこんな雰囲気醸しだしてる奴は少しはいたと思うけど。
親の子は子供・・・やっぱ親に問題あり!?
るいさんもがんばよ!!!
お疲れ様です。
Re: No title
小林さん、コメントありがとうございます。

> 世の中無駄な事や苦労は、何一つ無いんだよ。

素敵な言葉、ありがとうございます~。
ほんとその通りですよね。いじめや嫌がらせで嫌な思いもしたけれど、
その分、息子はやり返せる子になれた、成長してるって感じられるのも
事実ですし。苦労が全部、実となり花となってくれることを期待しています。

> 親の子は子供・・・やっぱ親に問題あり!?

う~ん、どうなんでしょう?Iくんのお母さんとは会ったことはないのですが、
今回のトラブルが起きる前にIくんのお母さんから、ゴンはIくんの友達だから
ってことで、何度か相談の電話をいただいたことがあって、話をした印象では、
かなり子どものことに対して熱心な印象、はきはき意見を言っていて、頭の良い人、
デキる人っていう印象を受けました。

もしかして、家庭内でのしつけが厳しい人かもしれません。
そのしわ寄せが子どもに来てる可能性もあり??私の想像ですが・・・。

> るいさんもがんばよ!!

ありがとうございます!
実は先週、思い切って行動に移し、ちょっと進展がありました。
時間を見つけて記事にしていきたいと思います。
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るい

Author:るい
場面緘黙・複数の恐怖症・吃音などの経験を持つ主婦。タイトル下の文にある「中間族」とは、自己診断で場面緘黙・恐怖症と知りつつも治療を受けるほどではなく、かといって世の中を上手く渡れない、そんな中間の立場で生活している自分を例えた言葉。知らない場所・空間の中にいるのが苦手。人や環境に慣れるまでに時間が掛かり、その間は会話がなかなか成立しない為、第一印象で「大人しい・根暗・変な人」と思われがち。基本的に面白いこと大好きな明るい性格。慣れればよく喋りますが、文字の方が自分を出せてる気がします。喋るより書く方が好き。

★息子(ゴン)の紹介・・・今春から高1の15歳。運動苦手・勉強苦手・生真面目・大人しいという性格上、未就学児の頃から小学卒業まで嫌がらせなどのトラブル多数。小5、小6の2年間、学級・学年崩壊を経験。嫌がらせ・いじめ・暴力による怪我やトラブルが日常的に。クラスが落ち着き始めた頃、元友達からのストーカー行為により、ストレス性胃炎での遅刻、欠席が頻繁に。区域外の中学で心機一転、すぐに友達も出来、順調に思えた中1の5月、左足不随をきっかけに不登校に(後に心身症と判明)。同7月、WISC-IVでLDと判明。発達性協調運動障害の傾向も。約1年間の通院・カウンセリングを経て徐々に登校日数が増え、中3は欠席ゼロで中学を卒業。推薦入試で第一志望の高校合格をゲット。現在は元気に通学中。

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