2013年2月13日放送の「ザ!世界仰天ニュース」で、場面緘黙の少女のお話が紹介されていました。

幼稚園入園をきっかけに発症。幼稚園では一言も話さず、家でも見知らぬ人が来れば沈黙。お友達を自宅に招いても言葉は発せず。小学校へ入学するも、状況は変わらず、授業中の本読みも出来なかったようです。

克服のきっかけは、ホームビデオ。おじいちゃんへのビデオレターのために撮影したビデオでしたが、少女が意気揚々と話す姿が映ったビデオを、お母さんは学校の担任の先生へ見せます。「これが、娘の本当の姿なんです!!」

まるで別人のように話す少女の姿に驚く先生。そこで、先生から提案が。「これをクラスのみんなに見せませんか?」

少女に内緒で、ある日、教室のみんなにビデオを見せる先生。「話してる!!」「話せるんだね、すごい!」とクラスのみんな。それを機に、少女は少しずつクラス内での緊張感が和らぎ、緘黙症状を克服していきました、というサクセス・ストーリー。

これが、7歳の時のお話のようです。7歳で克服への一歩を踏み出せたというのは、本当に対応が良くいった一例だと思います。見方によっては、ホームビデオをいきなりクラスのみんなに見せちゃうっていうのは、かなりの荒療治ですよね。まだ低学年のうちだったから良かったのかも。中学ぐらいでこんなホームビデオ見せられたら、「学校と家でわざと使い分けてるんじゃない?」なんて言われかねないかなと思います。

17年経って、現在24歳になった少女。自分で話せるようになったものの、まだ仕事上でも電話は苦手とのこと。電話はやっぱり苦手ですよね。同感です。彼女は、現在、モデルの仕事をしているようで、周りのフォローもありつつ、良い環境で成長できているようです。

番組の録画を見ながら・・・クラスのみんなに理解されるシーンでは、感情移入してしまって、ついつい涙が・・・

彼女はきっと、高学年になる頃にはお友達とおしゃべりできるようになっていて、中学、高校は楽しく過ごせたんでしょうね。そう思うと、羨ましい限りです。



私の両親は、私が場面緘黙だってことを未だに気づいていないことでしょう。私は、親に助けられることなく、偶然できた友達に恵まれたおかげで少しずつ克服し、知らない場所でも知らない人相手でも、ある程度は自分で話せるようになりましたから。結婚もしたし、子どもも生んでるし、現在に至っても、場面緘黙の後遺症で困っているとは、想像できてないんだろうな。そう思うと、ちょっと複雑な気持ちではありますが。

対人関係でストレスが溜まりやすいのと、電話が苦手なのもあり、現在、専業主婦な私。私が仕事でも始めた日にゃ、ストレスで体調を崩し、炊事や家事はかなりの疎かになってしまうことでしょう。主人も、そういう風に私のことを理解しており、だからあえて私には、「家にいろ。体調崩して、飯作ってくれなくなると困るから」と、あえて私を専業主婦にしてくれているんですよね。

そのことを知らない私の両親。ことあるごとに、「子どもが大きくなったんだから、そろそろ働かないとね」と言ってきます。うちが経済的に厳しいので足元を見られての発言なんですが・・・私もわかってはいるのですが・・・動かなきゃいけないのに動けないのは、辛い状況です。世間的には、「いい大人が、何言ってんの?」って言われることでしょう。「人間、やる気になればなんでもできる」なんて言われることでしょう。そうなんでしょうけど。それは、正論なんでしょうけど。

なるようになれない状況っていうのも、あるんですよね。
テレビの影響力って大きいですよね。この番組を見た人が、場面緘黙という症状(番組では、病気と言っていましたが)に興味や理解を持ってくださる方が増えることを期待したいです。




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