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2017/11
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先生なんて、あてにならない。
「息子の頭痛」の記事のその後になります。

先日、保護者会に参加した後に、先生と話す機会がありました。

先生が言うには、「頭が良いお子さん達は、言えばすぐに理解し、すばやく行動できるので大丈夫」なんだそうです。「頭の良いお子さん達ですので」「行動が早いですから、あの子達は」と言う言葉を先生は何度も使って強調していました。

逆を言えば、「頭の悪い子は、理解も行動も遅いので、現状を正しく理解できているか不明」なんだそうです。つまり、自分がいじめられていると勘違いしているだけでは?と。遠回しですが、そういうことを言われました。
どうやら、先生にとって都合の良い子のことは、先生も味方になってくれるようで。イジメの事実を隠したいという気持ちも強いからなんでしょう。

再発防止の意味で3人の保護者にこの件について連絡・報告するように先生にお願いしていたのですが、女子2人の親には連絡したものの、男子の親には先生の判断で連絡しなかったことがわかりました。どうりで保護者会で男子の母親が出席していたのに何も言ってこなかったはずだ。。。(男子の母親は、PTAの役員に何年も選ばれるほどリーダーシップのある方です)

保護者会で先生にお会いした際には、一応、いろいろ対応をとって下さったお礼を言ってはみたものの、ゆとり教育が先生の頭の中もかなりゆとりにしてくれたようで、先生のコメントには、いちいち非常にがっかりでした。来年は別の先生が担任になってくれることを祈るばかりです。

保護者会の後、家路に着いてから、先生に対してああ言えば良かった、こう言えば良かった、もっと言い返せば良かったと後悔してイライラして熟睡できない日が数日続いています。人と話すことが苦手なので、その場ではパッと言葉が閃いてこないことが多く、いつも言い足りない感じで終わってしまう私。こういうのってストレスの元ですね。こういう時、場面緘黙の後遺症さえ無ければって、自分を恨んでしまいます。子どもを守れない親って最低ですよね。

息子には、「先生なんて結局あてにならないんだから、自分で自分の身を守れるように強くならなきゃいけないよ。そのためには、自分の気持ちを相手に伝えることが大事。小さい声だと相手に聞こえないし、聞こえなくちゃ相手に伝えたことにならないんだよ。とにかく声を出しなさい。聞こえるように声を出すことを意識しなさい。学校で一日一回でいいから、相手に聞こえるような大きな声を出すようにしようよ。それから、聞こえる声で挨拶できるようにね。毎日一回でも意識してやっていれば、簡単に声を出せるようになるんだよ、本当だよ。そうすれば、自分の気持ちもはっきりと相手に伝えられるようになるからね。そうなれば、今回のようことも無くなるはずだよ。今回、いろいろあって辛かったよね。もうこんな風になるのは嫌でしょ?こういうことが二度と起きないようにするためには、そういうことをする人がもちろん一番悪いんだけど、自分も変わらなくちゃ。今のままではまた同じことが起きてしまうよ。変わろうよ。今、自分が変わらなくちゃ。今変わらないでいつ変わるの?これをきっかけに、強く変わろうよ。パパもママもじじもばばもみんな応援してるんだからね。」と伝えました。

息子は、「うん!変わる!強くなる!もうこういうのは絶対イヤだ。」と言い、少しずつですが、意識して声を出すようにしているみたいです。たぶん、自信の無さが声の大きさに比例しているのでしょう。息子は、家以外の場所では、声が小さいのです。友達と遊んでる時は大きめの声が出るようなのですが。正直、おじいちゃん・おばあちゃんや従兄弟の前でも緊張するらしく、本来の自分の状態になれずにいる息子。家では、やんちゃ坊主なんですが、本当はいろいろやりたいはずなのに出来ずにいる息子のそのギャップがまた辛くて。なんとか、変えてやりたいのです。息子が素の姿のままで生きていけるように。

場面緘黙児で声を出せない子供時代を過ごした私が、息子に「声を出せ」なんて言うのは、なんだか矛盾しているような気もしますが、そういう子供時代を過ごした私だからこそ、声を出して自分の気持ちを相手へ伝えることの需要性をより強く感じているのも確かです。自分の気持ちを言葉に出さないということが、どんなに誤解を招きやすいものかということを人一倍経験していると思うので。

「一日一回、聞こえる声を出そう」ということを意識し始めてすぐ、一つ目の効果がありました。マンションのエレベーターに私と息子が乗っていたところ、別の階から1人、おばさんが乗り合わせてきたんですね。おばさんと私が「こんにちは」とご挨拶。その後に息子が「こんにちは」と挨拶をしたんです!!!これは、今までに無かったことなので、すごくびっくりしました。いつも私の挨拶に紛れてもやもやっと挨拶していた息子。私にもはっきり聞こえる声で挨拶した息子の姿を、私は生まれて初めて見ました(息子はそれぐらい、シャイな子なんです)。

息子なりに少しずつ変わろうとしている姿を目の当たりにして、涙が出そうになるのを堪えて、息子を褒めてやりました。こういう小さな勇気が、徐々に息子を変えてくれることを信じて。息子が自分のことを自分で守れるぐらいの強さを身に付けてくれることを期待し、親として応援していきたいと思っています。

今は出来ることより、出来ないことの方が多いけれど・・・それゆえに、些細なところで感動させてくれる息子に、感謝!感謝! 



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テーマ : 繊細な子の育児
ジャンル : 育児

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るい

Author:るい
場面緘黙・複数の恐怖症・吃音などの経験を持つ主婦。タイトル下の文にある「中間族」とは、自己診断で場面緘黙・恐怖症と知りつつも治療を受けるほどではなく、かといって世の中を上手く渡れない、そんな中間の立場で生活している自分を例えた言葉。知らない場所・空間の中にいるのが苦手。人や環境に慣れるまでに時間が掛かり、その間は会話がなかなか成立しない為、第一印象で「大人しい・根暗・変な人」と思われがち。基本的に面白いこと大好きな明るい性格。慣れればよく喋りますが、文字の方が自分を出せてる気がします。喋るより書く方が好き。

★息子(ゴン)の紹介・・・今春から高1の15歳。運動苦手・勉強苦手・生真面目・大人しいという性格上、未就学児の頃から小学卒業まで嫌がらせなどのトラブル多数。小5、小6の2年間、学級・学年崩壊を経験。嫌がらせ・いじめ・暴力による怪我やトラブルが日常的に。クラスが落ち着き始めた頃、元友達からのストーカー行為により、ストレス性胃炎での遅刻、欠席が頻繁に。区域外の中学で心機一転、すぐに友達も出来、順調に思えた中1の5月、左足不随をきっかけに不登校に(後に心身症と判明)。同7月、WISC-IVでLDと判明。発達性協調運動障害の傾向も。約1年間の通院・カウンセリングを経て徐々に登校日数が増え、中3は欠席ゼロで中学を卒業。推薦入試で第一志望の高校合格をゲット。現在は元気に通学中。

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