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2017/06
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お誕生日会でのこと
私が保育園時代の出来事です。

保育園では、毎月「お誕生日会」という会がありました。その月が誕生月の園児を対象として、その子供達の保護者も招いてのお誕生日会を開催してくれるという、園児にしては一大イベントです。例に漏れず、私もお祝いされる時が来ました。お祝いされる園児はステージに上がり、並べられたイスにちょこんと座り、見せしめの刑となります(笑)

どういう進行でどうなって終わったのかは記憶にありませんが、1人ずつ「大きくなったら何になりたいですか?」という質問をされる場面があったのは覚えています。順に答えていって・・・いよいよ私の番。

先生 「るいちゃんは、大きくなったら何になりたいですか?」

私  「・・・・・」

先生 「さあ、何になりたいのかな?」

私  「・・・・・」

こんな状態がちょっと続いた後、最後は先生が勝手に、

「るいちゃんは、保育園の先生になりたいそうで~す♪」

と言ってのけました。会を進行しなければならない先生の立場からすれば、それは仕方のない苦肉の策だったのでしょう。その時私は、ステージの上からじっと母親の顔を見ていたような気がします。そして私の番が終わり、隣の園児の言葉を聞きながら、「私は保育園の先生になりたいのか。」と思ったりしていました。なぜ先生にマイクを向けられた時、何も話さなかったのか未だによくわからりません。おそらく、すでに場面緘黙を発症していたのだとは思います。

私自身はそんなに悪気はなかったのだけれど、家に帰って母親が、「るいは何も言わなかったねえ。」と話してるのを聞いて、自分はとても悪いことをしたのだ、という気持ちになり胸が痛くなったのを覚えています。あの時、私は話さなかったのか、話せなかったのか?この症状は、のちのちまで後を引くこととなりました。

楽しいはずのお誕生会。私にとっては全く楽しいものではありませんでした。

話はちょっと反れますが、この日以降、私は誰かに「将来の夢は?」と聞かれると、「保育園の先生」と答えるようになっていました。だって、そういう風に答えさえすれば、「何か言いなさいオーラ」から開放されるんだもの。子供ながらにその場しのぎの手段を既に会得していたのでした。



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テーマ : 緘黙症
ジャンル : 心と身体

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お誕生会は、保育園児にとってはとても楽しみなイベントですよね。

私もそんな場所に居たらとてもじゃない喋れなかっただろうなあ。そんなイベントはあっただろうけど、全く覚えていません。普通の子なら楽しいはずのイベントが楽しくないってのは緘黙児ならではでしょうねぇ。。。

皆の注目を浴びる事の恐怖ってのはなかなか消えませんね。もちろん今でもよ(笑)。
最近、やっぱり私って精神的に普通と違うなって思うことが良くあるんだよね。緘黙は治っても心の奥ではまだくすぶってる部分があるような気がしてなりません。。。
野ウサギ。さん、コメントありがとうございます♪
風邪の具合はもう大丈夫ですか?
今はインフルエンザも流行ってますし、ちょっと心配していました。

イベントを楽しめないっていうのは、昔も今も変わらない私です(^-^;楽しみより不安が強いんですよね。「どうしよう、どうしよう・・・」が先に出てしまう。けど、それが表情になかなか出ないものだから、「緊張してたの?」なんて言われてしまう始末。
緘黙の経験者なら、みんな似たような経験があるのかもしれないですね。

人前に出るという行為、私も未だに全く受け付けません!!(笑)注目されることに必要以上に緊張を感じます。複数でおしゃべりしている時でも、話し始めるとみんな自分を見るじゃないですか。(当たり前ですが・・・)その視線を意識しなければ大丈夫なのだけど、少しでも意識してしまうと、語尾がしどろもどろになる時がしょっちゅうあります。自分でもありゃりゃ・・・口が回ってないって感じつつ、しどろもどろのまま話し終えたりしてます(笑)

私も緘黙症状は子供の頃よりは和らいだけれど、決して完治などしていないと思っています。性格の一部として少しずつ受け入れなきゃとは思っているところです。なかなか上手くいきませんけれどねv-292
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るい

Author:るい
場面緘黙・複数の恐怖症・吃音などの経験を持つ主婦。タイトル下の文にある「中間族」とは、自己診断で場面緘黙・恐怖症と知りつつも治療を受けるほどではなく、かといって世の中を上手く渡れない、そんな中間の立場で生活している自分を例えた言葉。知らない場所・空間の中にいるのが苦手。人や環境に慣れるまでに時間が掛かり、その間は会話がなかなか成立しない為、第一印象で「大人しい・根暗・変な人」と思われがち。基本的に面白いこと大好きな明るい性格。慣れればよく喋りますが、文字の方が自分を出せてる気がします。喋るより書く方が好き。

★息子(ゴン)の紹介・・・今春から高1の15歳。運動苦手・勉強苦手・生真面目・大人しいという性格上、未就学児の頃から小学卒業まで嫌がらせなどのトラブル多数。小5、小6の2年間、学級・学年崩壊を経験。嫌がらせ・いじめ・暴力による怪我やトラブルが日常的に。クラスが落ち着き始めた頃、元友達からのストーカー行為により、ストレス性胃炎での遅刻、欠席が頻繁に。区域外の中学で心機一転、すぐに友達も出来、順調に思えた中1の5月、左足不随をきっかけに不登校に(後に心身症と判明)。同7月、WISC-IVでLDと判明。発達性協調運動障害の傾向も。約1年間の通院・カウンセリングを経て徐々に登校日数が増え、中3は欠席ゼロで中学を卒業。推薦入試で第一志望の高校合格をゲット。現在は元気に登校中。

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