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『「友達力」で決まる!』
今日は、私が読んだ本の紹介をしたいと思います。

「友達力」で決まる! 子供の「人間関係力」を育むために、親にしかできないこと
「友達力」で決まる! 子供の「人間関係力」を育むために、親にしかできないこと親野 智可等

光文社 2007-03-23
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親野さんの本は大変参考になることが多いので、以前にも何冊か読んだことがありますが、今回もかなりためになる本でしたので、この場を借りてご紹介します。

この本は、主に子供の人間関係を円滑にするために親ができることをわかりやすく書かれているのですが、大人の人間関係にも通じる内容も含まれていますので、個人的にはすごく参考になりました。

「子供の視点になって」「子供の立場になって」とはよく言われることですが、それがなかなか実行できないのが現実。親でさえなかなか行動に移せないことを子供には偉そうに「やりなさい!」と言っている矛盾した自分の態度をまざまざと見せ付けられているような気になり、この本を読みながら自分自身の反省点も結構見つかりました。

今回読んで印象に残ったところは多々あるのですが、その中でも特に気になったりはっとさせられた項目をご紹介します。まずは、第三章の「いじめられない子にするには?」の項目ですね。
よく言われる”いじめられる子にも原因がある”という考え方、言い方。著者はこの言葉を真っ向から否定しています。確かに、その子はいじめられやすい要素があるかもしれない。けれども、その同じ要素に対して親切にすることもできるのも事実。その考え方に、私は心からはっとさせられました。以下、著者の意見を転記します。

「いじめられる子にも原因がある」という言い方は間違っている。
いじめられやすい要素がある場合はある。
でも、それはいじめの原因ではない。
なぜなら、その要素をいじめの対象にすることも親切の対象にすることもできるから。

いじめられる子には、原因も非も責任もない。
いじめる方に、原因も非も責任もあるのである。



もう一つは、第六章の「「1人でいる力」と「友達といる力」のバランスが大切」の項目です。親や教師は子供にいつも「友達を作ろうね」とばかり言い続けてきました。著者によるとそれは、”親や教師は子供が1人でいる状態を見ると心配になるから”なんだそうです。その一文を読んで私は、「そうなんだ!そういうことなんだ!!」と個人的には衝撃すら覚えました。常に友達のいない、もしくは少ない自分は、今までまるで悪いことをしているかのような罪悪感を大人になった今でも抱えていたものですから、それが大人の都合による考え方の元でなされている事にすごく衝撃を受けました。
「友達100人できるかな~♪」の歌を聞くたびに、歌わされるたびに傷ついた子供時代。大人になり、人の親になった今でも友達を作らなきゃと焦っている自分がいたのですが、この項を読んで、少し、心の重荷が降りたような気がしています。

確かに、「友達を作り、友達と仲良くすることは大切。でも、それと同じくらい一人で平気でいられることも大切」だと著者は述べています。詳しいことは、この章を読んでもらえればわかるのですが、全く持って納得の一言に尽きる章でした。1人でいること、みんなと楽しめること、バランスが大事なんですよね。

それからもう一つ。第八章の「簡単なロールプレイで友達力を伸ばせる」というのも個人的に共感できました。ロールプレイとは簡単に言うと、「演技という疑似体験を通してさまざまなことを学ぶ」ということになります。この章を読んでみて思ったのですが、これって実は私自身、いつの間にか実行していたことと同じなんじゃないかなって思います。

私は子供の頃からその場で口に出して言えないことが多かったので、心の中でいつも会話をしていたんですね。周りの人の会話を聞くことのほうが断然多かったわけですが、自分じゃない誰かに振られた質問を、今自分が受けたとして、心の中で会話のシュミレーションをする癖がいつの間にかついていました。あくまでもシュミレーションですが、自分の台詞に対して相手が言うであろう台詞もちゃんとあって、心の中では会話が続いていたり、実際に誰かに話しかけられて一応答えてみたものの、話が続かなくて、(失敗しちゃったな。ああ言えば良かった)なんて思った時にも、心の中でぐるぐるとシュミレーションしています。

頭の中でだけシュミレーションをしていて無駄なんじゃないかと思うかもしれませんが、たまに、シュミレーションに近い状況に遭遇する時があるんですよね。そういう時は、心底ほっとします。滅多にないですが、誰かに話し掛けられた時に答えられるように、自分の切り札(話題や台詞、行動)を用意しておくことは、決して無駄ではないと思います。

うちの息子もすぐにびっくりしたり動揺したり気後れするタイプなので、このシュミレーションは有効だな、と思っています。っていうか、今までにも何度か、息子にシュミレーションに近いことを何度かやらせたこともあり、知らず知らずに取り入れていたようで驚きました。実際にはロールプレイって言うんですね。今後は積極的にもっとロールプレイを取り入れていきたいと思いました。

親野さんの本からは、読むたびにさまざまなヒントを得ています。
みなさんにも是非一読してみることをお勧めします。


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テーマ : 繊細な子の育児
ジャンル : 育児

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るいさんへ
『いじめられやすい要素をいじめの対象にすることも親切の対象にすることもできる』まさにハッとする事です。まさにその通りだと思いました。現に娘は『しゃべれない』という事でイジメられるかもという心配のなか、同じ『しゃべれない』という事で親切にしてもらっています。どうしたら、そんな風にまわりをもっていく事が出来るのでしょう…。イジメ問題、いつでもどこでも起こりうるし、我が子がいつするかされるかと心配です。学年があがると、色々聞いても「別に‥」「普通‥」と全然状態が見えないのです。先生も把握していません。そんな中、私が出来る事はもう我が子を抱きしめ、受け止めるしかないなぁと思いました。『あなたは一人じゃない。』『ちゃんと側にいるから。』それをしっかりわからせてあげる、心を満たせてあげる。そしたら、イジメる事も親切へ。イジメられても強い心でへこたれない。事になりはしないでしょうか…。
友達をつくる事も苦手な娘。わりと一緒にいる子なのに、私に『友達』とは言わないのです。恥ずかしいのでしょうか…。『友達!』と自信をもって言えるとまた違ってくるかもしれません。
紹介された本。ぜひ探して読んでみたいと思います。
この春、担任の先生が異動になりました。娘はカードを一枚、先生へ送りました。それは、《`あ'いしてくれて `り'かいし支えてくれて `が'んばれって応援してくれて `と'きどき叱ってくれて `う'け止め許してくれて》という`ありがとう'のカードでした。いつも気持ちを出す事を嫌がってた娘が、「これをやる」と言った時、驚きと喜びが込み上げました。人へ何かを発信するなんて出来ないでいたのに、先生へ「おてがみやりたい」とその内容をわかったうえで渡した事に大きな成長を感じました。
私は先生へ「いつの日か、先生久しぶりって声かける日を楽しみにしてて下さい」と言ってお別れしました。
また新たな一年。新しい出会いに戸惑う娘でしょうが、一緒に頑張ろうと思います。
●さくらさんへ

いつもコメントありがとうございます。いじめの問題は子供時代に限ったことではないですよね。大人になってからもいじめに遭遇する可能性は十分ありますし、人間関係が続く以上、一生続く問題なのかもしれません。

さくらさんも書かれているように、子供の全てを受け入れてやれるのは親しかいないと思います。いつでも守られているという「安心感」「心強さ」、それがあるからこそ子供はいろんな経験を積んで成長していけるような気がします。たとえそれが子供にとって逃げ場だったとしても、親がそこで突っぱねてしまったら、子供は1人で追い詰められていくしかないのですから。子供の全てを受け入れて、あらゆることを子供の自信に繋げられたら良いですよね。

後、私自身が心がけているのは、考え方をネガティブ思考からポジティブ思考に切り替えることです。同じ行為でも考え方一つでいじめにもなるし、いじめに感じなかったりすると思うんです。実は私自身がネガティブ思考なせいか、息子もネガティブ思考なんですよね。人の振り見て・・・ではないですが、息子のネガティブ思考を変えるには、私自身が行動で示さなくてはと現在改善中なのです。考え方一つでそれに耐える力が強くなったりできるんなら、是非そうしたいと思っているのですが、なかなか難しいですね(笑)

娘さんのカードの話、感動しました。自分から行動できるってすごいことですよね!娘さんはまだまだあらゆる可能性が秘めているという証拠ですよね。毎日確実に成長へのステップを上っている子供たちに、エールを送りたいと思います。
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るい

Author:るい
場面緘黙・複数の恐怖症・吃音などの経験を持つ主婦。タイトル下の文にある「中間族」とは、自己診断で場面緘黙・恐怖症と知りつつも治療を受けるほどではなく、かといって世の中を上手く渡れない、そんな中間の立場で生活している自分を例えた言葉。知らない場所・空間の中にいるのが苦手。人や環境に慣れるまでに時間が掛かり、その間は会話がなかなか成立しない為、第一印象で「大人しい・根暗・変な人」と思われがち。基本的に面白いこと大好きな明るい性格。慣れればよく喋りますが、文字の方が自分を出せてる気がします。喋るより書く方が好き。

★息子(ゴン)の紹介・・・今春から高1の15歳。運動苦手・勉強苦手・生真面目・大人しいという性格上、未就学児の頃から小学卒業まで嫌がらせなどのトラブル多数。小5、小6の2年間、学級・学年崩壊を経験。嫌がらせ・いじめ・暴力による怪我やトラブルが日常的に。クラスが落ち着き始めた頃、元友達からのストーカー行為により、ストレス性胃炎での遅刻、欠席が頻繁に。区域外の中学で心機一転、すぐに友達も出来、順調に思えた中1の5月、左足不随をきっかけに不登校に(後に心身症と判明)。同7月、WISC-IVでLDと判明。発達性協調運動障害の傾向も。約1年間の通院・カウンセリングを経て徐々に登校日数が増え、中3は欠席ゼロで中学を卒業。推薦入試で第一志望の高校合格をゲット。現在は元気に登校中。

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