これは数年前に自分で気付いたのですが、外を歩いていて誰かと道ですれ違う時、 どこを見たらいいのかわからなくなるんですね。相手の方と目が合ったら変な人だと思われるのではないかという思いが強く、前方を見ることができなくなってしまいます。遙か遠くの方から誰かが歩いてくるのがわかると、 だいたいの距離を計算して、下を向き始めます。で、景色を見る演技(笑)などをしながら相手とのすれ違うタイミングをはかり、下を向いた状態ですれ違う。。そんな感じでしょうか。こういう場合、人混みが多ければほとんど気にならないのですが、空いている道だととても気になってしまいます。

自分がこの症状に気付いたきっかけは、友人と一緒に道を歩いていた時などでした。見知らぬ誰かとすれ違います。

友達 : 「今の人、○○○○(有名人の名前)に似てなかった?」
  私 : 「え?見てなかった。」
友達 : 「るいって、いつも見てないよね~」

友達に言われたように、こんなことがしょっちゅうだったんですね。で、自分でもさすがに思いました。どうしてすれ違った人の顔を憶えていないんだろう?・・・答えは簡単でした。すれ違う人の顔を見ていないんですから(笑) ちょうどいい”間”でもって、見たり視線をはずしたり....そういうことが苦手なんだなあ、と自分で気付いたのでした。

自分ではあまりわからないのですが、必要以上に人の目を気にしている結果が、誰かと視線が合ってしまうことに恐怖を抱いてしまっているのかもしれません。結果、知っている方と偶然道で出会っても私は気付かずに、相手の方からすれ違いざまに挨拶されたりして、無礼なことをしてしまった経験も数回あります(^-^;

この私の症状は、自分なりに診断した結果、「視線恐怖症」の一種だと思われます。 ”恐怖症”ということは、こういう症状が出るなんらかのきっかけがあったはずなのですが、 それがわからない今、まだこの症状は続いています。

思い起こせば小学生の頃、気になったものをじっと見つめる癖がありました。 もちろんそれは、物や景色に限らず人物に対しても然り。気が付くと興味のあるものを無意識にじっと見つめているのです。
無口な私でしたが、そういう自分と付き合ってくれる同級生の女の子がいて、ある日、 「そんなに見つめないでえ~(笑)」と言われたことがありました。今思えば、それが きっかけだったのかな?とは思います。人の顔を見つめてはいけないことなんだと子供ながらに認識したのかもしれません。その女の子は笑いながら言っていて、そんな深い意味もなく発した言葉だったと思うし、私自身そんな深刻にその言葉を受けとめたつもりはなかったのですが。

「~してはいけない」という私自身の思いこみがそうさせてるのかなあ、とは思います。いずれにしても、もっと堂々と人の目を意識せずに道を闊歩してみたいと常々思っている私なのでした。




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