FC2ブログ

02月≪ 2007年03月 ≫04月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031

2007.03.24 (Sat)

メンタルヘルスのランキング初の第1位!!

実はこのブログ、FC2ブログランキングに参加させていただいているのですが、
先ほどメンタルヘルスのランキングを覗いて見たところ、
なんと、ランキング第1位となっていました!!(2007/03/24 06:11現在)

2位のブログ様と僅差ではありますが、「緘黙らしく、自分らしく」が
ランキングで1位を獲得したのは、ランキングに参加して以来、初めてになります。
気が付けば、ブログに設置したカウンターも7000を越え、
毎日の訪問者も平均して25人前後となっていました。
特に宣伝して回るでもなく、地味に続けてきたブログですが、
こういう症状に対して興味を持って下さったり、緘黙症ってなんだ?と思ったり、
そして私と同じ緘黙経験者、現緘黙児の親御さん達、そういう人達が
このブログを見つけて、応援して下さった賜物だと思っています。

訪問して下さる方々、いつもありがとうございます!!

メンタル系のサイトやブログは結構、知らぬ間に閉鎖されるケースが多いのですが、
このブログは、急に思い出した時に訪問していただいても
「まだあったんだ、このブログ!!」と思われるのを目標にしています(笑)
マイペースに長く続けていきたいと思っていますので、
これからも応援の程、よろしくお願いいたします。




☆ブログランキングに参加しています。
 記事の内容に共感して下さる方は、ポチッとお願いします。




テーマ : 自分らしく - ジャンル : 心と身体

07:12  |  お知らせ&ご挨拶  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

2007.03.16 (Fri)

母の勤めていたスーパーでの出来事

私の母は、私が小学校へ入学するのとほぼ同時に近所の食品スーパーで働き始めました。そのスーパーは自宅から徒歩で10分ほどの場所にあり、私の通っていた小学校の通学路にあったので、母に用がある時は学校帰りにスーパーに寄って母に会ったりしていました。

私が生まれ育ったところは東北地方のど田舎。母の勤めるスーパーはその地域では貴重な大きいスーパーでした。(今思えば、規模で言うと小さい方だと思います)この地域で「●●●(スーパーの名前)」といえば、誰もが知っている有名なスーパーで、そのスーパーで自分の母が働いているというのは、子供なりに自慢だったのを憶えています。

母は、そのスーパーで精肉部門を1人で担当していたのですが、私が行くと、一般客は入れない精肉部門の裏側の部屋へ入れてくれました。そういう特別な気分を味わえるのも嬉しかったですね(笑)母は、白衣にエプロン、白い長靴、頭には白い三角巾という服装で、ブロックになった肉をノコギリみたいな器械でスライスしたり、切った肉を計量して値段と商品名の書かれたラベルを印字して貼りながらパック詰めをしたりと、きびきびと働いていて、家で見る母親の姿とはまた違い、いつも圧倒されていました。

母は時々、私にもパック詰めの作業をやらせてくれました。トレイに大きなラップを張り、トレイを動かしながらラップを適度な大きさに切り、あまったラップをトレイの裏側に寄せ集めて、熱くなっている鉄板の上に軽く乗せて圧着し、ラップが剥がれないようにしていく作業です。これが意外とコツがいるんです。母はその作業を1パック作るのにほんの数秒(4秒ぐらい)で行っていましたが、私は1分ぐらいは掛かってしまうので、大抵はぐちゃぐちゃになってしまい、母がやり直してくれたりしていました。ある意味、私は母の勤めていたスーパーで貴重な社会勉強をしていたんですね。

スーパーの精肉部門は鮮魚部門と並んでいて、精肉と鮮魚担当の従業員の休憩場は鮮魚売場の裏側で同じ場所だったんですが、私は図々しくも、母と一緒に従業員の休憩場所でくつろいだりしていました(笑)鮮魚部門で働いていたのは、私の姉の同級生のお母さんや、70歳ぐらいのおばあさんだったりしたので、私のことをかわいがってくれ、とても居心地が良かったのを憶えています。暑さで変形したまま固まってしまい、売れ物にならなくなったアイスクリームとかをおやつとして私に出してくれたりして、すごく嬉しかったですね。

学校では受け入れられない私をここでは受け入れてくれる。
ここの人達は、私の存在を認めてくれている。


そんな感覚が子供ながらにあったように思います。でも。 そう楽しい時間は長くは続かないものですね。

ある日、またいつものように母のいるスーパーへ遊びに行きました。その時も、鮮魚部門のおばあさんになんか頂いて食べたような気がします。休憩が終わった後、私は母と一緒に精肉部門の部屋へ戻ったのですが、部屋に戻るなり母が私に、小さいながらも強い口調でこう言いました。

「挨拶もできないなら、もうここへ来るな!」

私にとってスーパーの裏側は小学校にいる時の数倍居心地の良い場所でした。けれども家ではなかったため、私は笑顔こそ学校よりは多かったのですが、母以外とは話せず、他の従業員の方とは首振りか笑顔のみの対応をしていたのでした。

母にとっては、そういう私の姿を目の当たりにするたびにショックだったのかもしれません。人並みに挨拶もできない我が娘の姿に、ずっと恥ずかしさや憤りを感じていたのでしょう。母を始め周りの方々は、私がどういう状態にあるのか知り得ないのですから。見たままで判断され、批判されても当然だと思いました。

母に言われた後、私はどうしたのかな。憶えていないのですが、そのまま家に帰ったような気がします。そうしてその後は、頻繁にスーパーへは行かなくなったのでした。いや、正確には行けなくなったんですね。そういう場所で話せないことを自分が一番良く知っていましたから。母に言われたからといって、すぐに話しだせるような単純なことではありませんでした。でも、もし許されたなら、あと半年ぐらいスーパーの裏側に通うことが出来たら、もしかしたら少しずつおばあさんとも会話できるような気もしたのですが。。。

緘黙の経験者だったら、もしかしたら誰でも経験のあることなのかもしれません。緘黙ゆえに自分自身の居場所を失ったり、好きなことを諦めなければならなかった経験。

人間というものは、こんなにも「言葉」によるコミュニケーションを重要視していること。「言葉」は、コミュニケーション手段の大半を占めていること。そういうことを、このことで身に染みて感じたように思います。

「挨拶ぐらいしろよ」「挨拶もできないのか」なんていう表現があります。挨拶は人間関係の基本、第一歩と言われます。挨拶が出来ない人は、人間関係を拒否していると思われるのでしょうか。逆に、挨拶さえ出来ていればある程度は許されてしまうのでしょうか。

挨拶ができなかったとしても、始まる人間関係もあるんじゃないか。ある程度関係を築いたからこそ言える、そういう挨拶もあるんじゃないか。なんて、私は思ったりもします。小さい子供が、いつの間にか知らない子と一緒に仲良く遊んでいるように、気持ちが通じさえすれば始まる関係だってきっとあるんですよね。

けれど、大人はいきなり知らない人と一緒に遊んだりはしませんよね。(たまにはいるかもしれませんが)子供にだけ通用する人間関係の築き方があるように思います。大人になるにつれ、そういう選択肢が減っていくように思います。だからこそ、緘黙症は歳を重ねるにつれ改善されにくくなるのかなと思います。

(2008年1月 微妙に追記・修正を加えました)



テーマ : 緘黙症 - ジャンル : 心と身体

17:36  |  私の小学時代  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2007.03.08 (Thu)

海外最新の緘黙児指導書の翻訳書出版決定!!

【日本へ最新の緘黙症治療法をもたらす会(緘黙の会)】からのお知らせです。

海外最新の緘黙児指導書の翻訳書の出版が決定しました


Helping Your Child With Selective Mutism: Practical Steps to Overcome a Fear of Speaking
Helping Your Child With Selective Mutism: Practical Steps to Overcome a Fear of SpeakingAngela E., Ph.D. Mcholm Charles E., Ph.D. Cunningham Melanie K. Vanier

New Harbinger Pubns Inc 2005-08
売り上げランキング : 78613


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


※↑は、原作本になります。

(タイトル)Helping Your Child with Selective Mutism
(日本語題名は未定)

(発売予定) 5月末ごろ

(予定価格) 1995円 (税込)

(ページ数) 約200頁 

(目  次)

 1.場面緘黙とは
 2.場面緘黙はなぜおこるのか
 3.専門家はどうやってあなたの子どもを助けるのか
 4.介入プログラムの基本原理とは何か
 5.支援チームを結成する
 6.介入ではまず最初になにをするのか
 7.会話力レベルの階段の作成
 8.会話練習のための学校訪問を計画する
 9.子どもを取り巻く社会の輪を拡げる
10.お子さんの進歩を維持し、学校での成功を確実にする
11.克服の経過に影響を与える要因:ピーターのケースを再考する
12.学校生活の変化や新学年に備える

--*--*--*--*--

本書は欧米で発達した最新の緘黙児指導法を保護者や学校の先生向けに
分かりやすく解説した指導マニュアルです。

原書は、カナダのマックマスター大学附属小児科病院「場面緘黙症科」のスタッフ、
文字通り場面緘黙症の専門家が著したものです。(2005年8月発行)

保護者や学校の先生が支援チームを組んで緘黙症のお子さんの指導を
行うためのノウハウが凝縮された実践の書です。必ず役に立つことでしょう。

同書はカナダ以外の諸外国でも非常に高い評価を受けており、
たとえばスウェーデンより国として同書をスウェーデン語に翻訳したいと
要請まで受けているとのことです。 

現時点での本書についてのお問い合わせは全て、
緘黙の会HPのお問い合わせフォーム  
からメールでご送信ください。

その他、詳しいことは緘黙の会のHPをご覧下さい。






テーマ : 緘黙症 - ジャンル : 心と身体

10:28  |  緘黙症  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME |