◆『躁鬱(そううつ)病』は『双極性障害』とほぼ同じ◆

「鬱(うつ)病とは」にも書いたように、躁うつ病は”気分障害”の中のひとつです。「双極性障害」とも呼び、うつ状態と躁状態が出現する病気のことをいいます。躁状態だけの人も、いずれうつ状態が出てくることが多いため、双極性障害とほぼ同じ病気と考えて構いません。双極性障害は、100人に1人位しかかからない病気で、誰でもなりうる「うつ病」とは大きな違いがあります。いったん治っても、放っておくとほとんどの人が数年以内に再発する可能性が高く、生涯にわたる予防療法が必要とされています。

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◆『鬱(うつ)』は、気分障害の一つ◆

気分障害とは、文字通り気分が沈んだり、「ハイ」になったりする病気で、以前は感情障害と呼ばれていたようです。泣いたり笑ったりする「感情」の病気というよりも、もっと長く続く身体全体の調子の病気という意味で、気分障害と呼ぶようになりました。病気がひどい時に、一時的に妄想や幻聴などの精神病症状がでることもありますが、いわゆる精神病には含まれないようです。

気分障害には、大きく分けて2つの病気があります。

1.うつ病
2.双極性障害(躁うつ病)


(その他に、気分変調症、気分循環症、抑うつ気分を伴う適応障害、器質性気分障害、内科疾患に伴う気分障害などがあります)

「うつ病」「躁うつ病」と二つ出てきましたが、ここでは「うつ病」について書くこととします。
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